2月14日はバレンタインデーです。意中の人にチョコレートを渡す日本ならではの文化ですが、最近はチョコレートの価格が上がっています。物価高のバレンタインを取材しました。
まるで宝石のようなカラフルなチョコレートに…
レトロな缶に入った限定のチョコも。あれも、これもと目移りするようなチョコが販売されているのは、うすい百貨店で開催中のバレンタインイベント(~14日まで)です。
4日に取材をすると、すでに「完売」した商品が多くあります。
■うすい百貨店 銘店菓子担当 鈴木かおりさん
「今、みなさんご自分で召し上がるのが多いので、ご褒美とか。この時期にしか展開しないチョコレートも多いので、早めに来てお買い上げされるのかなと思います」
好きな人へチョコを贈る日本独自のバレンタイン文化ですが「義理チョコ」に「友チョコ」それに「家族チョコ」とその文化も多様化。
ただ自分への「ご褒美チョコ」はいまも根強いようです。
■買いに来た人(女性)
「6,7個くらい買いました。いつもよりいっぱい買ったと思います。ご褒美に」
ただ、このチョコにも物価高の波が押し寄せています。
県観光物産館でもバレンタインフェアが開かれていますが…
■県観光物産館 櫻田武館長
「カカオの値段が上がってしまったので、チョコレートも1割から2割上がっています」
チョコの原料となるカカオ豆は天候不良などを背景に主な原産国のアフリカで記録的な不作となっているのです。
そのため一部の商品で値上げの動きはあるものの、物産館のバレンタインフェアには例年と同じ約70種類の商品が並んでいます。
ちなみにチョコレート以外のスイーツもバレンタインにおすすめということです。
「ふくしまレーズンサンド 3枚入り 1090円」
こちらは県産の米粉を使ったレーズンサンド。
やさしい甘さと、レーズンの高級感ある香りがクセになるスイーツです。
■県観光物産館 櫻田武館長
「福島県産の米粉を使って中にはホワイトチョコが入って、あとレーズンも地元のブドウを使ったレーズンなんです」
県観光物産館のバレンタインフェアは、2月14日までの開催です。
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