福島市の野地温泉近くの県道で雪崩が発生し、旅館の宿泊客らの孤立が続いています。昼前には除雪による通行止めが一時解除されましたが、その後大きな雪崩が発生しています。
■川上耕平リポート
「ここから数キロ先で雪崩が発生し通行止めとなっている。開通を待つ車が多くある」
雪崩が発生したのは福島市土湯の県道です。
午前4時過ぎに雪崩が発生し県道およそ5.6キロが一時、通行止めとなったほか、現場近くの野地温泉では2軒の温泉宿が孤立状態となりました。
福島県は除雪をしながら客らをバスに乗せて救出し午前11時30分ごろには通行止めも解除となったものの、その直後に再び大きな雪崩が発生したということです。
これにより県道は再び通行止めとなり野地温泉の孤立が続いています。
今も宿泊客ら35人がいますが電気や水道などライフラインは確保されているということです。一連の雪崩によるけが人はいないということです。