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斎藤知事のパワハラ・おねだり認識「4割」に 兵庫県職員アンケート 30日に百条委に出頭予定、改めて説明求められることに

zakzak by夕刊フジ 2024年8月20日 15時30分

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ・おねだり体質疑惑が文書で告発された問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が実施した県職員アンケートの中間報告がまとまり、斎藤氏のパワハラを目撃したり、人づてに聞いたという回答が4割近くにのぼったことが分かった。関係者が明らかにしたもので、詳細は23日の百条委後に公表される。

アンケートは全職員約9700人を対象に7月31日~今月14日まで行われ、告発文書に記されていた7項目の疑惑について「知事のパワハラを見聞きしたことはあるか」「知事が贈答品を受け取っていることを見聞きしたことがあるか」などと質問した。今回は百条委が、5日までに集まった4568件の回答を中間報告として取りまとめた。

関係者によると、斎藤氏のパワハラについて「目撃などで実際に知っている」との回答が59件、「目撃などにより実際に知っている人から聞いた」が466件、「人づてに聞いた」が1225件で、合計は1750人(38・3%)にのぼった。「知らない」との回答は2818件(61・7%)だった。回答者の92・7%が匿名だった。

百条委では23日から職員らの証人尋問が始まり、30日には斎藤氏が証人として出頭する予定となっている。斎藤氏はこれまでパワハラを否定しているが、改めて説明が求められそうだ。

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