Infoseek 楽天

大人のTVプレビュー 放送終了から19年、伝説のバラエティーが復活! そうそうたる顔ぶれ『祝!内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP』

zakzak by夕刊フジ 2024年9月27日 11時0分

『祝!内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP』(テレビ朝日系、28日午後10時)

伝説のバラエティー「内村プロデュース」がレギュラー放送終了から19年を経て復活する。もう楽しみでしかない。

どうしてもバラエティーというと、吉本の関西芸人が席巻しているイメージがあり、関西出身の記者としてもそれになじんでいる。そんな中でも、いわゆる関東の芸人(非吉本)が中心となった「内P」は腹がよじれるほど面白かった。内村光良が「ダメだ、お前たちは!」と〝ゆかいな仲間たち〟を怒鳴りつけるオープニングだけでもにやにやしてしまう。

今回、「出てた芸人」として出演するのは、さまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ)、ふかわりょう、有吉弘行、土田晃之、出川哲朗、TIM(ゴルゴ松本、レッド吉田)、くりぃむしちゅーの有田哲平、おぎやはぎ(小木博明、矢作兼)、アンタッチャブル(柴田英嗣、山崎弘也)、バナナマン(設楽統、日村勇紀)…とこの顔ぶれがそろうことがすごい。

そして「見てた芸人」側には吉本の若手などが名を連ねる。それだけ、今の若手芸人に影響を与えたことがわかる。

現在、冠番組を多数持つ有吉は、内P当時は一番くすぶっていたころで、出演もほぼ全裸に「キャッツ」さながらの猫メークの〝猫男爵〟として出演した。アンガールズの田中卓志の実家を訪れる企画では、こたつの中に、この〝猫男爵〟がひそんでいたシーンが今でも映像が目に浮かぶほど記憶に残っている。

そして内Pといえば、著名人に書いてもらう番組タイトルだ。水泳金メダリストのイアン・ソープや俳優のジャン・レノ、映画監督のクエンティン・タランティーノらが揮毫(きごう)したが、見よう見まねで書いたため「内村プロデューヌ」や「内村プロヂョレマ」「内林プロデユース」とめちゃくちゃ。それでも、そのままタイトルとして冒頭に掲げており、それを見るだけで毎回吹き出していたものだ。 (F)

この記事の関連ニュース