ブライトン史上最年少の監督就任で注目
サッカーイングランド・プレミアリーグでMF三笘薫(27)が所属するブライトンの日本ツアーが開幕する。
24日はJ1鹿島と国立競技場で対戦。ブライトンはプレミア史上最年少となる31歳のヒュルツェラー監督が就任したばかりで、英国でも注目されている。
三笘は2月に腰痛で離脱し、5カ月ぶりの復帰戦。23日の会見で「すごく楽しみですが、自分はスタメンを確保しないといけないという気持ちが強い」と調整ではなく、新監督へアピールの場となる。
28日には東京V戦で森保監督が緊急視察
日本代表の森保一監督(55)もツアー最終戦となる28日のJ1東京V(国立)を緊急視察することが決定。性加害疑惑が報じられた伊東純也(31)が所属するスタッド・ランスも24日から4試合行うが、森保監督が海外クラブの日本ツアーを視察するのはブライトン―東京Vのみの予定となっている。
三笘はリハビリ期間中に、日本代表のW杯アジア2次予選を見て「素晴らしい活躍をしている選手にすごく刺激を得ていた。負けられないなと思っていた」と明かした。最終予選は9月から始まるが、回復した姿を見せて、森保監督にも代表復帰をアピールしなければいけない。
ブライトンの日本ツアーは「ANA」や「GooglePixel」など三笘の個人スポンサーによるサポートで実現。国立はメイン前列(2万6000円)のチケットから完売しており、三笘人気の根強さも健在だ。 (久保武司)