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レギュラー崖っぷち巨人・門脇誠 攻守での失態続きに阿部監督も失望「チキンなだけ…」新助っ人も重圧!?

zakzak by夕刊フジ 2024年7月17日 11時39分

巨人・阿部慎之助監督(45)が16日の阪神戦(東京ドーム)勝利後、門脇誠内野手(23)にカミナリ。昨季は入団1年目で遊撃の定位置をつかみ、今季は主力の一角と位置づけられながら攻守に背信続きのヤングGは、新助っ人に仕事を奪われる瀬戸際だ。

阪神エース格の才木から初回に2点を奪い、直後に1点を返されるも継投でしのぎ切った。しびれる勝利にも指揮官は喜ぶどころか、「8番・遊撃」で先発の門脇にダメ出しを連発。「ベンチから見てると、ヒーローになりたくねえのかなって。チャンスなのに悲壮感しか伝わってこない。『打てなかったらどうしよう』みたいな、そっちばっか見えちゃう」と不満をあらわにした。

初回2死満塁では初球を打ち上げ右飛、3回1死満塁では空振り三振。8回無死一塁では、送りバントのサインも2度失敗した挙げ句、見逃し三振に倒れた。今季から背番号「5」を着け、レギュラー扱いで開幕も失態続き。指揮官の失望は深く、「チキンなだけなんだろうけど。ちょっと怒ってる? 当たり前でしょ。勝ったけど半面、ひどいプレーがいっぱい出た。多少の厳しさを出していかないと」と苦言が止まらない。

14日には強力なライバルも来日。ココ・モンテス内野手(27)は前日15日の入団会見後、1軍練習に参加し遊撃でノックを受けた。同ポジションで精彩を欠く門脇への〝刺客〟の役割を担うのは明らかだ。この日は西武との2軍戦で実戦デビューし、DHでの出場ながら痛烈な中前適時打でさっそくアピール。球宴後の1軍合流が予定される。門脇は「自分は気にしていない。できることをやっていくだけ」と話すが、指揮官の見る目を変えるチャンスはそう多くは残されていない。 (片岡将)

巨人―阪神14回戦(巨人7勝6敗1分、18時1分、東京ドーム、4万1669人)

阪 神010000000-1

巨 人20000000×-2

(勝) 山崎伊15試合7勝2敗

(S) 大勢17試合1勝1敗11S

〔敗〕 才木16試合8勝3敗

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