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岡田監督〝いいことずくめ〟のDeNA封じ 阪神の天敵・オースティンの交代にニヤリ?出所不明の「舞台裏情報」を勝手に披露

zakzak by夕刊フジ 2024年9月11日 13時42分

3位阪神は10日の4位DeNA戦(甲子園)に完勝。首位巨人とのゲーム差は「2・5」のままでも、2位広島には「0・5」と肉迫した。大逆転連覇の行方を決める大事な甲子園7連戦の初戦白星は、岡田彰布監督(66)にとって〝いいことずくめ〟…。何やらまた勢いが増しそうだ。

「皆が大事な試合というのは分かってるし。ここまでヒットが続くとは思わんかったけど、なんとか後ろに繋ぐという意識がよかったんじゃないか」と、柄にもなくフツーに試合を振り返った岡田監督。だが、内心は…さぞやほくそ笑んでいたことだろう。

今季すでに12勝、昨季から32試合連続でクオリティースタート(6投球回以上で自責点3以下)を記録中の相手エース東に、打線が爆発。3番森下の6戦連続打点となる14号勝ち越し弾の大技に加え、木浪、島田の2者連続バスター攻撃といった小技もどハマりし、6回途中5失点KOで記録までストップさせた。

投げては2軍暮らしも長かった2年連続開幕投手の青柳が5か月ぶりの白星。終わってみれば15安打7得点の猛攻で眼下の敵を圧倒し、喜びに踊り上がらんばかりだったかもしれない。いや、失礼ながら、その〝予兆〟は出ているかも…。

試合後の岡田監督は、今季阪神戦で打率・333、6本塁打、14打点と大暴れのオースティンが、この日3安打しながら途中交代となったことに言及。「え、そんなん知らんの? ベンチ横の階段を降りるときに、頭を打って脳しんとうになったらしいで」と、どこから聞いてきたのか全く不明の〝舞台裏情報〟を勝手に披露したのだ。

もし天敵がいなくなれば、これまたありがたいのも事実…。岡田監督が逆転連覇に向けて心技体、ノッてきた。 (岩﨑正範)

阪神―DeNA19回戦(阪神10勝8敗1分、18時、甲子園、4万2616人)

DeNA000200000-2

阪 神01011220×-7

(勝) 青柳10試合2勝3敗

〔敗〕 東23試合12勝3敗

(本) 森下14号①(東)、渡辺2号①(坂本)

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