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YFM 夕刊フジmusic 原田喧太、初インストゥルメンタルアルバム「Addiction」をリリース 〝ギター愛〟伝えるため選び抜いた至極の6曲を収録

zakzak by夕刊フジ 2024年10月11日 11時0分

原田喧太が初のインストゥルメンタルアルバム『Addiction』をリリースした。ギターを愛し続けた男が選び抜いた至極の6曲。耳を傾けてもらえればギタリスト原田喧太のエッセンスがわかる。

「それぞれの曲に僕の音楽のルーツ」

アルバムにしてみれば6曲は少ないかもしれない。しかしこれこそが、みんなに伝えたかった〝喧太のギター〟。

「曲数が多いとアルバムの色が統一されてしまうし、ましてやインストでは途中で飽きちゃう。BGMにならずにしっかり聴いてもらいたくて、20曲近く作ったなかから6曲をセレクト。どれもタイプは違いますが、それぞれの曲に僕が大好きな音楽のルーツがあると思っていただければ」

1曲目の「Going Home」の底辺に流れているのは郷愁だ。「日本の唱歌のような、子供のころから刷り込まれている歌。そんな曲を作りたかった。インストでも歌える曲を意識しました。ギター10本でオーケストレーションを重ね、そのうえにテーマを重ね、アレンジに多くの時間を費やしました」

2曲目の「Addiction」は一転してスリリング。「最もテクニカルな曲。1月の僕のソロデビュー30周年記念ライブに出てくれた田川トシアキ(g)、IKUO(b)、柴田敏孝(key)、CHARGEEEEEE…(ds)。優れたテクニックを持ったトップミュージシャンの彼らと演奏したくなる曲を作りました」

エンディングの「Sanbonjime」は〝チャチャチャ、チャチャチャ、チャチャチャッチャ〟の三本締め。「日本だけのリズム。原田家では毎年暮れに餅つきをやるんですが最後は三本締めで、親父(俳優の原田芳雄さん)の葬式でも締めました。外国の人には難しいリズムだけど叩くと喜んでくれる。最後は日本ぽいものを落とし込んで締めたかった」

ほか、コロナ禍のなかで12弦ギターを用いて作った「Chasing The Wind」、これぞロックンロールの「It'S Show Time」、歌ものをインストに替えたポップな「Let It Go」と様々なテイストが楽しめる。

音楽の原点は物心がつかないうちに聴いていた(というか隣の家から流れてきた)ビートルズの『アビー・ロード』。

「中学生のときにビートルズを聴いたら知っている感じがして、親父に聞いたら『子供のころ大好きだったぞ』って。初めてギターをコピーしたのはKISSの『Detroit Rock City』。友達とツインの練習を一日10時間はしてたかもしれません」

1970年生まれの54歳。中学卒業後にプロの道に入りキャリアは40年にもなる。〝職業・原田喧太〟が丹精を込め作り上げた珠玉の6曲。ギター愛が伝わる快作だ。

◆夕刊フジ・ロックpresents『ACTION 40th Anniversary~時を超えて~2024 LAST ONEMAN LIVE』

【日時】2024年11月6日(水) 開演19:00 開場18:30

【場所】渋谷duo MUSIC EXCHANGE

【出演】ACTION:高橋ヨシロウ(Ba、Vo)、渡辺邦孝(Key、Vo)、原田喧太(Gt、Cho)、

秋田鋭次郎(Ds)

ゲスト:大谷ケイイチ、石原〝SHARA〟愼一郎(Gt)、甲斐〝KAI〟貴之(Ba)

【チケット】前売り7000円(税込)=整理番号付全自由、ドリンク代600円別途必要

【チケットURL】イープラス https://eplus.jp/sf/detail/4132950001-P0030001

ぴあ https://w.pia.jp/t/action-40th/

ローチケ https://l-tike.com/search/?lcd=71995

【問い合わせ】duo MUSIC EXCHANGE 03・5459・8716

http://www.duomusicexchange.com/

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