暗号資産による資金調達でプロジェクトが進行し、Web3.0技術を活用したバーチャル空間での活動も展開する新機軸のアイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワスピ)」。今年に入ってさらに活躍の場を広げる中、15歳のセンターのHANNAに話を聞いた。
「ホワスピ」は作詞家、秋元康氏が総合プロデュースを務め、新規アイドルグループ創造プロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」から昨年10月に誕生した女性11人組グループだ。
昨春にスタートしたオーディションには1万人が応募し、SNS投票など約半年間の審査を経てメンバーが決定。同年12月にデジタルシングル「眼差しSniper」でデビューすると、14歳のHANNAがセンターを務めた同曲のMVは400万再生回数を超えるなど反響を呼んだ。
「オーディションの時から応援してくださっている方も多かったので、デビュー曲が注目されたことを自分のことのように喜んでくださって。さらに頑張ろうと思えたし、ファンの皆さんと一緒にもっと上へ進みたいなと思いました」
初のミニアルバム「Caution」11日発売
その後も「USENリクエスト J―POP HOT30」で1位を獲得した「コヨーテが鳴いている」などシングル4曲をリリース。11日には初のCD作品となるミニアルバム「Caution」も発売される。
「お話をいただく前からメンバーの間で『自分たちの楽曲をCD化したいね』と話していたので、それがかなってうれしいですし、ファンの皆さんがどんな感想を持たれるのかワクワクしています」
新曲のリリースのみならず、今年に入ってから「東京ガールズコレクション」や「TOKYO IDOL FESTIVAL」に出演するなど活躍の場を広げる中、2月にはHANNAが「週刊少年サンデー」の表紙に抜擢された。
「当時は中学生で照れくささもありましたが、学校の友達がわざわざ発売日にコンビニで雑誌を買ってくれて、『メッチャ良かったよ!』とか喜んでくれて。友達への感謝とともに、もっといろんな姿を見てもらいたいと素直に思いました」 (あすに続く)
■HANNA 12月17日生まれ、兵庫県出身の15歳。趣味はゲーム、お菓子を食べること。特技は新体操、走り高跳び。