米女子ゴルフツアー3年目を終えた渋野日向子(26)が3日、東京都内で契約メーカー「PING」のファン感謝祭に他の所属プロらと参加した。
PING社では契約選手のメジャー優勝を記念して純金パターを贈っており、2019年全英を制した渋野は5年越しで日本人初の栄誉を手に。「下(台)が重いのか分からないけど。ちょっと衝撃でした」と喜んだ。
昨季はランキング113位に沈み80位以内に与えられるシード権を失ったが、今季は65位で終えて奪回。「全米(2位)と全米プロ(7位)でトップ10に入れたのは大きかったけど、それ以外は残念な結果でもったいない1年。最終戦(ランク60位以内)にも出られず悔しい気持ちもあった」と波の激しさを反省しつつも、「去年、一昨年の調子や心の中を考えたら、米ツアーでは一番清々しかった」と収穫を語った。
6年ぶりの米ツアーVに向け、すでにトレーニングも再開。「今年は体を壊すことが多かったので、体作りを一からやらないといけない。来年は優勝したい気持ちがあるので、しっかり準備をして、一年を通して安定したゴルフができるように頑張りたい」と力を込めた。 (塚沢健太郎)