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17年以来の再戦 DeNAに勝ち目はあるのか 総年俸や経験者…7年で縮まったソフトバンクとの格差 日本シリーズ開幕

zakzak by夕刊フジ 2024年10月26日 11時15分

「SMBC日本シリーズ2024」は26日に横浜スタジアムで開幕し、ソフトバンクとDeNAが2017年以来7年ぶりに再戦する。

パ・リーグ王者とセ・リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち上がった構図は前回と同じ。91勝で貯金42と、貯金2の対戦で、下馬評はソフトバンクが圧倒的有利だ。

DeNA・三浦大輔監督(50)はソフトバンクの印象を「走攻守すべて数字が示すとおり。長打力もスピードもすべてが揃い、レベルが高い。すごい投手が投げてくると思う。うちの野球ができるように準備したい」と力の差は理解しているが、DeNAは7年前と大きく変わった。

17年の選手会加入選手年俸総額は、ソフトバンクが1位でDeNAは最下位。外国人選手を含めると、さらに差があった。しかし今年開幕時はソフトバンクが総額40億1560円(平均6806万円)で1位に対し、DeNAは26億7350円(平均4456万円)で6位と発表され、7年で大きく順位を上げている。

前回は日本シリーズ常連のソフトバンクに対し、DeNAのシリーズ経験者は移籍組の田中浩康(現内野守備走塁コーチ)だけだった。今回は筒香、佐野、宮崎、戸柱、桑原、山崎ら経験者が多い。筒香喜智外野手(32)は「僕が以前いたときに比べたら、勝ちたいと思っている選手が本当に増えた。だんだん1つになれているので、本当にいい状態で日本シリーズに入れる」と自信をみせる。

ソフトバンクになってから7度の日本シリーズですべて日本一になっている絶対王者を相手に、大番狂わせを起こすことはできるか。 (塚沢健太郎)

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