ダウンタウンの松本人志(61)と「週刊文春」の急転直下の手打ち劇。
「少し前から、両者が和解かそれに近い形で裁判を打ち切るという情報は流れていました。松本さんが法廷で自分の身の潔白をどう証明するのかに注目していたんですが、ちょっと中途半端な結末です」(民放プロデューサー)
「週刊文春」の性加害疑惑報道に名誉を毀損(きそん)されたとして今年1月、5憶5000万円の損害賠償などを求めて文藝春秋を提訴した〝文春訴訟〟。白黒の決着がつかなかったことで「仕事の復帰の決断が、松本を起用する側に投げられた」と週刊誌デスク。
レギュラーの地上波7本は今も継続し、相方の浜田雅功(61)が孤軍奮闘でしのいでいる番組もある。
「スポンサーの説得は容易ではない。性加害があったかどうかはあいまいになりましたが、後輩芸人にアテンドを頼んで高級ホテルで女性と遊んだ事実は消えないし、芸人の遊び方としては粋じゃない。どんなことも笑いにできる松本も今回の件はどうにもできない。そこが厳しいですよね」(前出・週刊誌デスク)
地上波に限らず、ネット配信もあるし、何より芸人には板(=舞台)がある。吉本には劇場もある。漫才師としてサプライズ出演し、まずは地ならしからか。
(業界ウオッチャーX)