何かと批判にさらされているNHK連続テレビ小説「おむすび」。当のNHKもやたらとギャル文化を取り上げてバックアップに励んでいるのが、どうも空回りしているようだ。
「おむすび」は女優、橋本環奈(25)が演じるヒロインの結が栄養士として人の心と未来を結んでいくオリジナル作品。物語の前半で重要な位置を占めるのが〝ギャル〟だ。しかし、これがどうも芳しくない。
「視聴者からは相変わらず手厳しい書き込みが続いていますが、中でもギャルという設定は必要なのかという疑問を呈する声は絶えません。ギャルに違和感を覚える人が多いのです」と芸能ニュースサイト編集者は話す。
NHKでは、「おむすび」の放送に合わせて、ギャル文化を紹介するニュースや企画が相次いで放送されている。ギャルが目にとまらずにはいられない状況だ。
「朝ドラ前の『おはよう日本』では先日、ギャルメークなども教える通信制のサポート校を紹介していました。NHKは少し前にもこの学校を夕方の番組で取り上げていました。まさに朝ドラをバックアップするかのようです。さらにオードリーがMCを務める『100カメ』でも、ギャルを特集していました」とテレビ誌編集者。さらにこう続ける。
「夏ごろから、『おはよう日本』などでもギャルネタがじわじわと増えています。知らず知らずのうちにギャルが頭に刷り込まれていくようです。朝ドラの視聴者層にはギャルという存在に抵抗感を抱く人も少なくないため、たくさん画面にさらして、ギャルを受け入れやすくしようとしているのでしょう。しかし、その思いは空回り中です」
視聴者はなかなか厳しいのだ。