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西武、監督交代の効果なく借金倍増 前半戦を終え「32」 渡辺GM兼監督代行「誤算はいっぱい…外国人打者が戦力になっていない」

zakzak by夕刊フジ 2024年7月22日 11時31分

西武は21日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)で今季13度目の零封負け。交流戦前に松井稼頭央監督(48)が休養した時点で「15」だった借金は、前半戦を終えて「32」と倍以上に膨れ上がった。

87試合目にして、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅。渡辺久信GM兼監督代行(58)は「誤算はいっぱいある。外国人打者(アギラー、コルデロ)はすごく期待して、それだけのモノを持っていると確信して獲った。なかなか日本の野球にアジャストできず、前半戦はほとんど戦力になっていない」と総括した。

補強失敗の痛手を自ら現場で味わう苦戦が続くが、これ以上の新戦力は獲らない方向。治療で帰国中のアギラーが再来日予定で、育成外野手のガルシアの支配下登録を検討している。離脱中の先発投手陣も平良が22日の3軍戦に登板し、高橋光も復帰の見込みだ。

なお、2014年に伊原春樹監督が6月4日から休養した際は、7月1日付で監督を退任してアドバイザーとなったが、今季は松井監督を休養させたままで後半戦も戦う方針。本人不在の本拠球場に残る指揮官の大看板やオブジェなども撤去されない模様だ。 (塚沢健太郎)

西武―ソフトバンク17回戦(ソフトバンク13勝4敗、17時、ベルーナドーム、2万939人)

ソフトバンク 000000001-1

西武 000000000-0

(勝) モイネロ16試合6勝3敗

(S) 松本裕38試合2勝1敗5S

〔敗〕 隅田16試合6勝8敗

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