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阪神・藤川球児新監督が〝泥臭さ満開〟の異例ドラフト指名 独立リーグから球団史上最多の5人「ハングリー精神大切に」

zakzak by夕刊フジ 2024年10月25日 13時58分

これも〝球児流〟か。阪神は藤川球児新監督(44)が初参加のドラフトで、独立リーグから一挙5人を指名。〝泥臭さ満開〟の異例ドラフトとなった。

1位指名の関西大・金丸夢斗投手(22)を4球団競合で外したものの、外れ1位で即戦力左腕のNTT西日本・伊原陵人(24)を一本釣り。2位では今春センバツでも活躍した最速151キロ右腕、報徳学園高・今朝丸裕喜(18)の指名に成功した。藤川監督は「ほぼプラン通り。(伊原は)即戦力としてどうしても欲しい選手だったし、ほっとしている」と笑顔を見せた。

目を引いたのが、4位のBC埼玉・町田隼乙捕手(21)ら支配下で2人、育成枠でも1位の四国IL徳島・工藤康成投手(22)ら3人と、独立リーグから球団史上最多の総勢5人も指名したこと。

指揮官自身もメジャーから日本球界に復帰する際、故郷の四国IL高知と「無償契約」を結んでプレーした経験を持つ。「阪神に復帰する前に高知で野球をやったことが、その後の野球人生に大きく影響している」と常々語ってきたが、今回は「僕の意向は全くない」としつつも、「ハングリー精神とか本当に大事。その思いを大切にやってもらいたいし、自分の能力をとにかく引き上げてもらいたい」と〝火の玉エール〟を送った。

ハングリーな〝藤川チルドレン〟5人衆が活躍できれば…、さらに面白くなる。 (岩﨑正範)

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