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トランプ大統領就任式に〝特別ゲスト〟安倍昭恵さん出席情報 米国激変…100以上の大統領令も 不法移民「最大規模の強制送還」予告

zakzak by夕刊フジ 2025年1月20日 11時49分

ドナルド・トランプ次期米大統領は20日(日本時間21日)、第47代大統領に就任する。厳しい寒さが予想されるなか、40年ぶりに屋内で開かれる就任式には、日本から岩屋毅外相が日本から出席する。トランプ氏の盟友だった安倍晋三元首相の妻、昭恵さんが特別ゲストとして招かれるとの情報もある。トランプ氏は就任初日、100以上の大統領令に署名すると伝えられており、米国の「激変」が予想されている。

「われわれは勝利した。米国を再び偉大にする」

「米国史上、最大規模となる(不法移民の)強制送還を始める」

トランプ氏は19日、首都ワシントンにある屋内競技場で行われた支持者との集会でこう述べた。

20日の大統領就任式典は当初、ワシントンの連邦議会議事堂の屋外で予定されていたが、寒波のため議事堂屋内で実施されることになった。屋内での就任式開催は、第40代大統領のロナルド・レーガン氏が就任したときの1985年以来となる。

世界が注目する就任式には、同盟国の日本からも関係者が駆け付ける。

その一人が、昭恵さんだ。

米紙ウォールストリート・ジャーナルのホワイトハウス担当記者は17日、X(旧ツイッター)に「元日本の首相でトランプ大統領の友人である安倍晋三氏の未亡人である安倍昭恵氏が、メラニア・トランプ大統領夫人の特別ゲストとして就任式に出席すると伝えられている」と投稿した。

昭恵さんは昨年12月、米南部フロリダ州のトランプ氏の私邸「マールアラーゴ」を訪れ、トランプ氏夫妻と面会していた。

日本政府から出席する岩屋外相は19日、ワシントンに到着した。外務省によると、米大統領就任式に日本の外相が出席するのは初めてとなる。岩屋氏は、トランプ次期政権で外交を担う国務長官候補のマルコ・ルビオ上院議員との会談のほか、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の外相会合を行う方向で調整が進んでいる。

トランプ氏は20日の大統領就任初日、重要施策を迅速に実行できる大統領令を活用し、矢継ぎ早に政策を実行するとみられている。第1次政権で報道官を務めたショーン・スパイサー氏は、米メディアのイベントで「(21日の)朝、目覚めるころには、幅広い分野で100本超の大統領令が署名されているかもしれない」と話した。

米外交問題評議会(CFR)によると、2017年の第1次政権の就任初日の大統領令は4本、就任後1週間でも計33本だったとされている。19日の演説では、20日の就任演説で国境を守るための対策を発表することや、軍隊や政府からの急進的左派思想の「徹底排除」を予告しており、第1次政権をはるかに上回る規模とスピードで「トランプ砲」が炸裂(さくれつ)しそうだ。

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