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阪神・岡田監督、貧打にイラつき止まらず「得点なんか入るわけない」 負の連鎖が〝虎の安全物件〟近本にも…まさかの6タコ

zakzak by夕刊フジ 2024年6月27日 13時50分

阪神・岡田彰布監督(66)の〝イラつきモード〟が止まらない。26日の中日戦(甲子園)は貧打&拙攻続きで、疲労感しかない延長12回ドローの幕切れ。今季10度目の零封負けを喫した前夜の試合後は、「今までのゼロとは(内容が)違う。明日でどうできるかやな」とあえて前向きに語った指揮官だが、2戦連続の体たらくにやっぱり…本音が爆発した。

「フライアウトばっかりで(悪い内容に)戻ってしもたわ。得点なんか入るわけない。(9回1死一塁から右中間二塁打の)前川? 罰金やで。(サインは)待てやんか」。そうあきれ返ってから「オレのコメントはあんまり要らんやろ。聞かなあかん人おるやろ」と〝捨てセリフ〟も。

チーム打率・218のリーグ最低は今に始まったことではないが、負の連鎖が〝虎の安全物件〟だった近本にも及び始めたのは深刻だ。この日は6打席立ってすべて凡退という自身初の屈辱。大山の代役4番を経て再び1番に戻ったものの、次第に調子を落として直近5試合では23打数2安打の打率・087と目も当てられない。「頼みの近本まで苦しいとなるとウチは本当にきつい」(球団OB)だけに、指揮官のイライラにも拍車がかかるというものだ。 (岩﨑正範)

阪神―中日11回戦(阪神6勝3敗2分、18時1分、甲子園、4万2623人)

中日 000001000000-1

阪神 000100000000-1

(延長十二回規定により引き分け)

(本) 細川9号①(大竹)

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