女優、広末涼子(44)が誕生日にあたる7月18日に自身のファンクラブを立ち上げた。2月の独立後、ここに来て活動を本格化させる気配だが、その内容が注目されている。
広末は人気シェフの鳥羽周作氏とのW不倫騒動をめぐり、離婚。さらに約26年間在籍していた所属事務所を今年2月に退所し、個人事務所を設立した。
鳥羽氏との交際は継続中だと伝えられるが、4月には日本最大級のファッション展「第11回 FaW TOKYO2024春」で独立後初めて公の場に姿を現すなど芸能活動を再開。
そんな中でのファンクラブ「NEW FIELD」の立ち上げだ。民放テレビ局の情報番組スタッフは語る。
「個人事務所を立ち上げた時点でファンクラブも設立すること自体は、自然の流れです。ただ、会費の金額設定などが話題となっているのです」
公式サイトによると、ファンクラブの会費は「3カ月プラン」で2940円(月額980円)、「12カ月プラン」では10%割引の10584円(同882円)となっている。早期入会特典として、7月31日までに入会すれば通常のデジタル会員証に加えて「実物の会員証」がプレゼントされるという。
この告知にネット上では「高すぎでは?」や「お金に困っているのかも」といった意見も上がっている。
他の人気女優のファンクラブと比較して会費が倍近いという一部報道もあるが、事情に詳しい大手芸能事務所のマネジャーはこう話す。
「シビアな話、ファンクラブはイベントやコンサートとは異なり、キャパの兼ね合いなどもなく、需要があるほど一人当たりの単価は下げられます。広末さんには不倫騒動で莫大なCM違約金が発生したという報道もありましたし、金額を高めに設定したら、『お金に困っているのかも』と思われても仕方がないですよね」
もっとも旬を過ぎて露出が減った元アイドルや活動を一時的に休止しているアーティストにもファンクラブの収入に助けられている者も少なくないとか。
「そういう意味では、べらぼうに会費が高いとは思いませんし、今後の活躍次第でネガティブな意見は封じることも可能でしょう。とはいえ、不倫騒動でのイメージ低下でCMや民放地上波への出演はしばらく期待できない。それを差し置いても〝12カ月プランは会費10%オフ〟という仕組みや期間限定の早期入会特典などはちょっとビジネスライクな感じはしますよね」(同芸能事務所のマネジャー)
会員はタイムラインやライブ生配信などが楽しめるようだが、何より活躍を見ることがファンにとっては本望だろう。