ライバルの挑発には乗らない! 就任2年目でリーグ連覇を目指すソフトバンク・小久保裕紀監督(53)が24日、日本ハム・新庄剛志監督(52)の相次ぐ〝挑発〟に大人の対応を示した。
米大リーグからわずか1年で日本球界に戻りソフトバンク入りした上沢直之投手(30)をめぐり、新庄監督は「育て方を間違えたかな」と突き放し、20日の12球団監督会議の場でもポスティングでメジャー挑戦後、間を空けずに日本球界に戻る流れを「止めてほしい」と訴えた。今季開幕2カード目は本拠地で直接対決が組まれており、昨季2冠の伊藤大海投手(27)の新旧エースの投げ合いが「面白いんじゃないか。とにかくうちは負けない。(上沢を)打ち崩す」と敵意むき出しだ。
昨季は慣れない調整が続いたうえけがを負った上沢。小久保監督は「基本的にはローテーション争いの中でやってもらうのは間違いないです。問題なくキャンプに入れるという報告は受けている」と話し、敵将からの挑発には「ローテーション通り。無理やりそこに合わすことはないです」と冷静に返した。
この日、東京都内のソフトバンクグループ本社に小久保監督が訪問。孫正義オーナー(67)からは就任初年度の采配について「素晴らしい、大活躍。申し分ないといえる」と絶賛された一方で、今季の目標に「望むのは全勝! 本当に世界一だといえるぐらいの体制をしっかり作って、日本一ですよ!」とハッパをかけられた。雑音は気にせずグループ総帥の檄に応えるだけだ。 (山戸英州)