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48歳サラリーマン ゴルフ再開物語 名言集その(9)ショットはすべてボールを運ぶ「アプローチでしかない」 練習打席のための練習はくれぐれもしないこと

zakzak by夕刊フジ 2024年10月8日 15時30分

僕は10年ぶりにゴルフを再開したサラリーマン。首に腕を巻きつける「フルフィニッシュはドライバー限定」だと坂本コーチから教わった。さらには、練習場で上達するとは限らず、下手さを固めてしまいやすいことを指摘されたのだった。

「7番アイアンは当たらなくても、何球も何十球も打ったら、そこそこのショットを打てるようになりますよね。でもそれは、打席での7番アイアンショットに過ぎない。コースでは同じクラブで何度も打つことなどありません」と厳しい指摘。

また、練習場は足場もボールもフラットなライだが、コースには微妙な傾斜があり、フルスイングしようとすればバランスが乱れる。

「グリーン周りからのアプローチショットはパットの延長であり、ドライバーやアイアンショットはアプローチショットだと考えてください。そのためのスイングが前回説明した7種類なのです」

ドライバーもアイアンもカップに近づける「アプローチショットでしかない」という発想をまったく持ち合わせていなかった。どんな状況でもフルスイングしていたことが恥ずかしい…。

「同じ番手で練習する場合は、左の看板へ打ったら、次は右というように一球ごとに目標を変える。ボール後方に回ってからのルーティーンを丁寧に行うことも忘れないでください。ドライバーを打ったら、次に短いクラブに持ち替えて打つのも実戦的な練習になります」

練習打席のための練習は、くれぐれもしないことだそうだ。

■レッスン担当プロ=坂本博之 1970年東京都出身。二輪国際A級プロレーサーとして活躍後、ゴルフに転向して2017年にPGAティーチングプロA級取得。独自器具での練習方法で、第12回PGAティーチングアワード最優秀賞。レーサー経験を生かしたユニークなレッスンが注目を集めている。スウィングデザイン#19所属

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