昨年大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場し、ヒット曲「はいよろこんで」を披露した歌手のこっちのけんと(28)が自身のX(旧ツイッター)で、当面の間、休養する意向を明かした。躁うつ病(双極性障害)と闘っていることを公表していた。
「同じ思いを持つ人、同じ病を持つ人、可能な限り背負わせていただき、人生をかけて1年間歌わせていただきました。本当にありがとうございました」とし、「若干躁期でした。今後は跳ね返りと戦うために当分休みます」と報告。
「どれだけ人生が変わっても『死にたいな』と考えてしまうので、やっぱり病気なんだなと思います」としながらも、周囲への感謝をつづり、「僕にしてくださったように世界中で悩んでいる人たちに、その優しさを向けていただければ幸いです」とも。
その上で「悩みは解決するのが1番ですが、持ち続ける事で人生を彩ることも出来ます。それが証明できた事だけでも僕の人生は最高です」とし、「また頑張れそうな時が来るまで鬱期を楽しんでまいります。死なないように生きておきます。いってきます!」と締めくくった。
昨年5月にリリースした「はいよろこんで」が総再生回数150億回(SNS含む)の大ヒットとなり、昨年のレコード大賞最優秀新人賞を受賞した。