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ヤクルト・高津監督vs中日・立浪監督、来季続投へ熾烈な最下位脱出争い ともに今季が契約最終年、13日には乱闘騒ぎも

zakzak by夕刊フジ 2024年8月15日 11時46分

ヤクルトは14日の中日戦(神宮)で延長11回サヨナラ勝ち。最下位脱出合戦が3試合とも1点差ともつれ、前日13日には乱闘騒ぎも起こるほど熾烈を極めたのは、両軍の指揮官とも来季続投へビリだけは避けたいからか。

ともに今季が契約最終年。中日・立浪和義監督(54)との直接対決を2勝1敗で勝ち越し、同率5位で並んだヤクルト・高津臣吾監督(55)は「今日は9連戦の最後で勝ち越し(5勝4敗)も懸かっている。絶対勝ちたかったゲーム。向こうの粘りもすごかったけど、こっちも最後まで諦めないプレーができた」とご満悦だった。

高津監督の続投は一昨年は6月14日、昨年は8月25日に早々と発表されたが、今季はまだ音沙汰なし。ヤクルトの球団幹部は「まだ不透明。優勝しなければ5位でも6位でも同じと言う人もいるけど、球団としてはやはり最下位はイメージが悪い」と戦況を見極めている。一方の立浪監督も、中日のあるOBは「さすがに3年連続最下位で続投というわけにはいかないし、球団は考えているようだ」と水面下の動きを明かす。

昨季はヤクルトが最終戦にサヨナラ勝ちして土壇場で5位に浮上し、中日の2年連続最下位が決定。今季はどんなドラマが待っているのか。 (塚沢健太郎)

ヤクルト―中日20回戦(9勝9敗2分、18時、神宮、2万9502人)

中 日00010014000-6

ヤクルト10003002001x-7

(勝) ロドリゲス13試合1勝

〔敗〕 斎藤40試合3勝3敗

(本) 石川昂3号①(サイスニード)、オスナ14号③(松木平)、岩田1号②(藤嶋)

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