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広島覇権奪回のカギ、未知の重圧に向かう若鯉が〝平常心〟保てるか V3知るベテラン・会沢翼「試合で一喜一憂しないこと」

zakzak by夕刊フジ 2024年9月5日 13時46分

リーグ首位の広島は4日のDeNA戦(横浜)も完敗で2連敗。6年ぶりの覇権奪回に向け、優勝争いの経験がない若手が「平常心」をどこまで保てるかがカギを握る。

この日も先発アドゥワが序盤に崩れると、打線も散発5安打で1点止まり。2位巨人も最下位ヤクルト相手に2連敗でなんとか首位は守れたが、「思うように勝てない試合が続いて若手が焦り出さないか心配…」と球団関係者は気をもむ。

昨季の阪神は優勝経験がない若手主体で日本一となったが、リーグ戦は独走の展開だった。今季の広島もこれまでは「若手は優勝争いを知らない分、過度なプレッシャーがかかっていない」(同)と怖い物知らずが奏功してきたが、混戦のまま終盤戦に突入した。

変わってきたベンチの空気を感じ取ったのが、リーグ3連覇を知る黄金時代のメンバーだ。先日も会沢翼捕手(36)がレギュラー格の若手野手に対し、「試合で一喜一憂しないこと。ここからはどれだけ平常心を保てるかが大切」と説いたという。未知の重圧に投げ込まれる若鯉を、頼れるベテランたちがしっかり支える。 (山戸英州)

DeNA―広島21回戦(広島13勝8敗、18時、横浜、3万1547人)

広 島010000000-1 DeNA51000000×-6

(勝) ジャクソン21試合6勝7敗

〔敗〕 アドゥワ16試合6勝4敗

(本) 宮崎11号③(アドゥワ)、梶原4号①(アドゥワ)

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