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志らべのユー、次なに見る グラディエーターや女性剣闘士、闘技場に関わる8人の重要人物の視点からローマ帝国の栄枯盛衰に迫る『コロッセオ ~血塗られた闘技場』

zakzak by夕刊フジ 2025年1月11日 15時0分

年末に写真の整理をしていたら一昨年に行ったイタリアの写真が多数あり、それを見ていたらはかどらないのなんの。古代ローマ好きとしては、イタリアで過ごした約3週間は至福の日々でしたね。

で、そんなイタリア気分でU―NEXTを検索して見つけたのが『コロッセオ ~血塗られた闘技場』です。これは、史上最大の円形闘技場〝コロッセオ〟に人生を懸けた人々の物語をひもとくドキュメンタリー全8話です。

第1話は「グラディエーター プリスカス」。西暦80年、ローマ皇帝・ティトゥスは史上最大の円形闘技場・コロッセオの完成記念に100日間の剣闘士試合を開催します。

古代ローマ好きの落語家が少し解説をいたしますと、皇帝ティトゥスが治世の時にヴェスヴィオ火山の噴火があって、この人が属州税を免除するなどの災害対応にあたっていたのです。さらにこの皇帝、ユダヤの王女ベレニケと結婚したかったのですが、ローマ市民は王女というとクレオパトラの悪いイメージがあるために、その結婚に大反対したんですね。で、結婚を諦めたのです。自分の恋愛よりも皇帝としての生き方を優先した男。私としてはかなり好きな皇帝ですねえ。

で、実際にローマのコロッセオは実にデカい。そして皆さんにお伝えしたいのは、コロッセオというのはローマ帝国の各地にあったということ。グラディエーターは地方から戦い、巨大都市ローマのコロッセオを目指す、という今のバンドマンのような感じですね。あ、今はネットが中心か? そして、私からお役立ち情報をお伝えしますと、ローマのコロッセオは大人気なのでネットで予約していくべきです。かなり競争率高いんでお早めに~。

コロッセオで死闘を繰り広げたグラディエーターや女性剣闘士、革新的な建築家や皇帝まで、闘技場に関わった8人の重要人物の視点から、ローマ帝国の栄枯盛衰に迫ります。私の知らないこともいくつかあって楽しめましたぞ。 (立川志らべ)

※配信は予告なく終了している場合もあります

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