「今回の不適切発言の責任ではないですが、健康問題も含め勇退の時期を模索している感じでしょうか」
TBS関係者がそう漏らす、歌手、和田アキ子(74)の番組降板問題。日曜昼の情報バラエティー番組「アッコにおまかせ!」が来春の改編時に姿を消すと一部メディアに報じられた。
スポーツ紙記者が明かす。
「話題のネタを扱う生放送はタレントに負担を強いる。話題にうまく乗ったりかわしたりする反射神経も必要ですし、事前の打ち合わせも収録以上に気を使います。本番中はカンペで発言内容の指示も出ますが、ラジオと違って台本を見ながらできるわけではない。アッコさんは芸能界のご意見番として切れ味鋭いコメントを発信し続けた自負があるだけに、世間に共感されない発言をしてしまったことが、かなりこたえている」
パリ五輪の金メダリスト北口榛花選手の姿を「トドみたい」とたとえ、炎上してしまった。
「昔、女性マラソンランナーを『走るねずみ男』と表現して非難を浴びた実況がありましたが、SNSが盛んではない時期でしたので鎮火にてこずりませんでした。今は不用意なひと言の書き込みや発言が命取りになる時代」(前出・スポーツ紙記者)
問題は人の見た目に踏み込んでしまった和田の感性。時代にアンテナを立て続けるのは難しい。 (業界ウオッチャーX)