女子大生とのホテル密会を報じられ、芸能活動を無期限謹慎することになったKAT―TUNの中丸雄一(40)。築いてきた真面目キャラが崩壊するほどのイメージダウンのため、たとえ復帰しても待ち受けるのはイバラの道しかない。
「週刊文春」に、東京都内にあるホテルで女子大生と密会していたことを報じられた中丸。先にネット記事が配信された時点で、所属事務所が謹慎を発表し、自身も謝罪コメントを出すなど対応は速やかだった。
「しかし路上ナンパであったり、20回以上も誘いをかけていたりという意外なやんちゃぶりや、女子大生へのアプローチが1月に結婚した妻との交際期間中であることなどが浮かび上がり、これまで築いてきたクリーンなイメージが大崩壊してしまいました」とスポーツ紙記者は話し、こう続ける。
「特に、所属するKAT―TUNはこれまでやんちゃなイメージが強いグループですが、そんな中でも、中丸さんは朴訥(ぼくとつ)としたキャラで清涼剤的な立ち位置でしたからね。マイルドな人柄が定着していた。だからこそ、『シューイチ』(日本テレビ系)や『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)といった朝の情報番組や『家事ヤロウ!!!』(同)のような主婦層向けの番組に起用されることが多かったんです。しかし、この主婦層は、妻を裏切るような女性スキャンダルは毛嫌いしますからね」
広告代理店関係者も厳しい見方をする。
「CMスポンサーも、女性スキャンダルには厳しいスタンスを取りがちです。お茶の間が受け入れないことを分かっているからです。そして、こうしたスキャンダルはみそぎを付けにくい。いつまでも蒸し返される。そう考えると、地上波番組での起用はかなり難しいといえます。タレントというのはイメージ商売ですからね」
つまり、謹慎が明けたとしても、そこから先も厳しい道のりしか残っていないのだ。
「もともと6人だったグループも、中丸さんの休業で2人になってしまうため、グループの存続自体も黄信号という状況です。そして中丸さん自身も、再出発するときが来ても、ユーチューブやネット番組から始めるしかないでしょう」
また一歩ずつ、コツコツやっていくしかない。