米大リーグで、大谷翔平（30）と山本由伸（26）が所属するドジャースとヤンキースが顔を合わせるワールドシリーズのチケットが高騰している。米チケット再販サイト「Vivid Seats（ビビッド・シート）」は23日までに、ロサンゼルスでの第2戦（26日＝日本時間27日）のバックネット裏チケットを4万8000ドル（約723万円）に設定した。
東西の人気チームが43年ぶりに対決するとあって注目度は抜群。米チケット販売業者のTFLが22日に発表した第7戦までの平均価格では、ニューヨークで行われる30日（日本時間31日）の第5戦が最高の1583ドル（約24万円）をつけた。
ロサンゼルス・タイムズ紙（電子版）によると、ドジャースはワールドシリーズ進出決定前の17日にチケット販売を開始。800ドル（約12万円）以上に設定したものの即日完売。再販されているバックネット裏の座席は軒並み100万円以上の値がついている。同紙は「（人気歌手）テイラー・スウィフト級の価格に達した」と表現した。
また、大谷が前人未到の「50本塁打50盗塁」を達成したホームランボールが22日、ホームランボールのオークションとしては史上最高額（手数料など含む）の439万2000ドル（6億7000万円）で落札された。出品した男性の他に、所有権を主張する男性2人の訴訟が係属中だが、落札者へのボールの引き渡しは保証されているという。