フリーアナウンサーの森香澄(29)の勢いが止まらない。バラエティー番組にドラマと活躍の場を広げているが、さらにますます存在感を増しそうだ。
昨年3月でテレビ東京を退社し、フリーに転身した森アナはあざといキャラでバラエティー番組を中心に露出を増やす中、2月にはファースト写真集「すのかすみ。」(幻冬舎刊)をリリース。5月には「オトナの授業」(TOKYO MX)で連続ドラマ初主演、6月には地上波初の冠番組「森香澄の全部嘘テレビ」(テレビ朝日系)も放送された。現在は「伝説の頭 翔」(同)に出演中。大方の予想を上回る活躍だが、バラエティー番組を手がける放送作家はこう語る。
「森アナは局アナ時代から競馬番組『ウイニング競馬』で競馬ファンから人気を集める一方、SNSにも力を入れ、自ら局上層部を説得してTikTokの個人アカウントを開設。歌やダンス、メイクの動画がバズるなどインフルエンサーとしても存在感を放っていました。当時から独立を意識していたのかは分かりませんが、こうした努力もフリー転身後の活躍を支えています」
くしくも、先日にはテレ東時代の先輩で先月退社した松丸友紀アナ(43)が、やはり元テレ東プロデューサー、佐久間宣之氏(48)のユーチューブチャンネル「NOBROCK TV」で、局アナ時代の森アナに言及。
佐久間氏が「『このままいくと一生打席が回ってこないからSNSを頑張ろう』ってなったらしい」や「TikTokを始めたけど、最初はアナウンス室から『やめろ』って言われたんだって。番宣なのに関係ないかわいい衣装を着て踊っていたから。でも『この衣装で出てるんで番宣です』って。歯を食いしばってSNSを増やしたから独立できた」とコメント。松丸アナも「自分の道を着実に自分で築き上げているところは認めます」と称賛した。
そんな森アナの躍進は運も味方している。
「やはりテレ東の先輩アナで一足早くフリーで活躍していた鷲見玲奈さんが結婚、出産を経てママに。同じくあざといキャラで人気の田中みな実さんが最近は女優業に専念すべく、バラエティーの出演を控えているのも追い風になっています」(前出の放送作家)
森アナの勢いは今後もますます加速しそうだ。