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トラトラ株 子会社とのシステム開発、年度内のサービス開始を発表「イメージ情報開発」に注目 「アプリックス」配当性向の目標水準30%へ

zakzak by夕刊フジ 2024年10月12日 10時0分

投資環境は良好

10月9日のNYダウは続伸し、前日比431・63ドル(1・03%)高の4万2512ドルで取引を終え、3営業日ぶりに最高値を更新した。4日発表の9月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったため、米経済のソフトランディング期待が強まっていることが米株高の主因だ。

一方、日経平均も堅調だ。堅調な米雇用統計を受け、FRBが利下げを急がないとの見方が広がった。このため、日米金利差の縮小に時間がかかるとの見方から、対ドルでの円安が進んでいる。この円安が、わが国輸出関連企業の株価を押し上げている。投資環境は良好だ。積極的に市場に参加したい。

まず、イメージ情報開発(3803)は10月7日、「スマートシティ・スーパーシティ向けsmart town事業の実証・準備フェーズについてのシステム開発およびサービス開始のお知らせ」を発表した。これが注目ポイント。

同社と同社子会社のイメージ情報システム株式会社は、株式会社ラックおよび株式会社オールワークスと共同で、スマートシティ・スーパーシティ向けsmart town事業の実証・準備フェーズのシステム開発に参画していた。このたび、北海道旭川市の「積雪情報監視・通報システム構築運用業務」について、年度内のサービス提供開始が決まった。

次にアプリックス(3727)は10月8日、「配当性向の目標水準設定(30%)及び2024年12月期配当予想の修正(初配)に関するお知らせ」を発表した。これが注目ポイント。25年3月に開催予定の定時株主総会の決議をもって、剰余金の配当を実施する予定だ。

配当性向については、目標とする水準の30%を予定している。年間配当金等の具体的な内容については現在検討中で「未確定」のため、確定次第速やかに公表する。

「プログリット」好業績でシェア拡大へ

そしてプログリット(9560)は、好業績が注目ポイント。25年8月期通期業績は、売上高が57億円(前年同期比28%増)、営業利益は10・7億円(同29・8%増)の見通し。売上高では、プログリット(英語コーチングサービス)は20―25%成長、サブスクリプション型英語学習サービスは35―45%成長を目指す。

高単価な短期集中の英語コーチングサービスでのシェア拡大を目指すとともに、ターゲット顧客層の拡大および既存顧客の顧客生涯価値最大化のために、中低価格帯のサービスであるサブスクリプション型の英語学習サービスにも注力する方針だ。 (株式会社カブ知恵 代表取締役)

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