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選手らチグハグで岡田監督にも異変? 打線改造も不発、巨人3連戦負け越し 〝どんでん節〟も鳴りを潜め…心配なメンタル

zakzak by夕刊フジ 2024年7月18日 13時28分

阪神・岡田彰布監督(66)が17日の巨人戦(東京ドーム)で大胆な打線改造を断行。近本と241試合連続フルイニング出場中だった中野の1、2番コンビを先発からも外し、代役に育成出身2年目の野口と代走要員の植田を起用した。うまくハマれば岡田マジックの真骨頂だが、成長株の小幡がケガで途中交代となったうえ逆転負け。踏んだり蹴ったりの指揮官の様子にも異変が…。

2カード連続負け越しで首位巨人とのゲーム差は2・5に広がり、岡田監督は「打線改造? 動けへんからやん。刺激というか、点取るためにそうしてんのに。チグハグやなあ。早い段階でベンチ入りメンバーを使った? そんなん最初からそのつもり。でも延長になったら人がおらんようになるからなあ、なんかチグハグになるなあ」。いつもの怒り口調を通り越し、「チグハグ、チグハグ…」と呪文のように一人つぶやく姿は異様ですらあった。

後半戦を見据えて何が何でも勝ち越したかった今回の巨人3連戦。舞台裏では母校・早大の恩師、石山建一氏(81)から巨人の好調助っ人ヘルナンデスの攻略法をメールや電話で伝授されて実行したほどだ。効果てきめんで今カードは12打数1安打1打点、5三振と抑え込んだが、結果として1勝2敗と負け越したのは痛すぎる。

よほどショックだったのか、歯に衣着せぬ〝どんでん節〟は鳴りを潜めて、岡田監督は「サイン出しても見てないし、あかんわ、ひどすぎる。あんな、ゲームではすごいことが起きてるねんで。言うたら選手がかわいそうやから言わんけどな…」とブツブツ独り言。余計なお世話だが、メンタルが壊れてしまわないか心配になってくる。 (岩﨑正範)

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