何かとお騒がせな、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品（３１）がまたもや突っ走った。ＭＣを務める「ＦＮＳ２７時間テレビ 日本一たのしい学園祭！」（フジテレビ系）に出演し、２０日深夜からの「さんまのお笑い向上委員会」のコーナーで〝あの騒動〟について自らイジったのだ。
チョコレートプラネットやハナコらと学園祭をイメージしたコスプレで登場した粗品。ＭＣの明石家さんま（６９）から「お前は何やそれ？」と問われると、「宮迫」の文字に大きく赤いバツ印を付けたプラカードを掲げて、「僕はアンチ宮迫」と言い切った。
「粗品さんと宮迫さんのひと悶着をめぐって、さんまさんもラジオ番組などで仲介に入ってもいいといった発言をしていました。そのため、今回の向上委員会でのからみが注目されていました。粗品さんはそこに先手を打った形でした」と演芸関係者。
その〝暴走〟に、相方のせいや（３１）を含めて、共演者らが総立ちでざわつく中、粗品は「宮迫とバチバチやっているときに、さんまが…」とさんままで呼び捨てにするギアの上げっぷり。その後〝あの騒動〟をめぐって、粗品に苦言を呈したベテラン勢の名前を挙げ、「みーんな老害！」と落としたのだ。
「粗品さんは、さんまさんを一度は呼び捨てにしましたが、それはネタを仕掛けているにすぎません。それで、ひと盛り上がりがあるわけですし。そのあとは普通に〝さんまさん〟と言っています。さんまさんの元で、宮迫さんとの騒動をあえて触れることで決着をつけようとしたのでしょう。粗品さんは計算ずくですよ」と先の演芸関係者は話す。
粗品はその後、２１日早朝の「ぽかぽか」のコーナーでは、吉本の大物芸人から「そのままでいけ」と言われたと明かしている。
「粗品さん自体が破天荒な面を持ち、言葉も強いので、どこまでが本気か見えにくいところもありますが、それもこれもすべて〝笑い〟のうちです」（先の演芸関係者）