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来春キャンプも「鬼予告」阪神・藤川球児監督、オフの〝独学〟に警鐘 「結果につながらないと僕の判断はすごく早い」

zakzak by夕刊フジ 2024年11月18日 12時56分

「没頭」5勤1休 秋季キャンプ打ち上げ

阪神・藤川球児新監督(44)が17日、高知県安芸市での秋季キャンプを打ち上げ。「没頭」をテーマに掲げた5勤1休の猛烈な17日間を総括し、「チームの活性化は必要と思っていたので、すごくいいキャンプを送れた。課題でもある次世代と現有戦力のトップの素晴らしいかみ合わせで、来年の春に向け少しは準備はできたと思う」と一定の満足感を示した。

もっとも、今後のオフの過ごし方については〝火の玉節〟全開。「皆がいいところまで来ている。自分で学ぶのは構わないが、オフの間で形が変わったり、それが結果につながらないと僕の判断はすごく早い。一瞬でチャンスはなくなる…というのを各コーチが伝えている」と〝独学〟の危うさに警鐘を鳴らした。

何もそこまで…の感さえある〝鬼予告〟に対して、OBからは支持の声が続出。「岡田監督が退任してチームはいったん緩むはず。ナメられないためにも一度締めることは絶対に必要」という後押しや、「今年は連覇できず2位に終わったから、もう前監督がどうだったかとか気にせず、球児らしく思い切って厳しくやればいい」といったエールが聞こえてきた。

来春キャンプもテーマである「没頭」は継続。果たしてどれだけの選手が〝火の玉ボス〟のお眼鏡にかなうか…。下手を打てば2月早々、2軍落ちや戦力外扱いもあり得る。 (岩﨑正範)

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