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巨人・阿部監督の柔軟起用、山口オーナーが評価「一塁に大城、交流戦明けからいい流れになっている」

zakzak by夕刊フジ 2024年7月23日 13時13分

5年ぶりに球宴前の首位ターンを決めた巨人・阿部慎之助監督(45)は22日、読売新聞東京本社で山口寿一オーナー(67)に前半戦の報告を行った。

球団トップとの面会を終えた阿部監督は、「首位ターンということでうれしそうでした。今後のチームのこととかも話せて、すごくいい時間でした」と笑顔。「1番から5番まで打順を固定できた。『大城の一塁がハマりましたね』という話も出た」と指揮官が明かせば、山口オーナーも「一塁に大城を起用して、交流戦明けからいい流れになっている」と、新人監督の柔軟な選手起用を評価した。

後半戦開幕となる26日のDeNA戦(横浜)からは14日に来日したココ・モンテス内野手(27)が昇格予定。阿部監督は「7番くらいにいてくれたら相手が気持ち悪いんじゃないか」と起用法を想定する。

2、3軍戦の実戦5試合で14打数8安打、打率.571、1本塁打。モンテスを遊撃、三塁に坂本、一塁大城の起用を続ける場合、左翼は岡本が守る超攻撃型布陣となる。しかし球団関係者は「三塁はともかく、遊撃はキツイかも。守備範囲が並よりもかなり狭い。肩は強いんだけどね」と守備能力に不安を隠さない。

阿部監督は「期待はしてないよ」と、とぼけつつ「モンテスがどんだけ頑張ってくれるか。モンテスが頑張って、勇人が打ってくれれば一番いいんだけど」と新戦力とベテランの両立に期待を寄せるが、ヘルナンデスに続く救世主となるか。

(片岡将)

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