ジャングルポケットの元メンバー、斉藤慎二(41)が不同意性交などの疑いで書類送検された事件で、再び注目されたのが元TOKIOの山口達也(52)だ。斉藤がメンバー呼称で報じられたため、かつてやはり〝山口メンバー〟と報じられた彼がX(旧ツイッター)でトレンド入りしたのだった。
今年、TOKIOがCDデビュー30周年を迎えたとあって、山口の去就が気になるところだが、まずはそれとは違うところでネット上で名前が飛び交った。
「〝メンバー呼称〟といえば、2018年に女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検された山口さんや、01年に道交法違反で逮捕された元SMAPの稲垣吾郎さんですが、その違和感で多くの人が記憶しています。斉藤メンバーと聞いて、山口さんを思い出した人も多かったのでしょう」と芸能ニュースサイト編集者は指摘する。
山口は18年の事件で、当時のジャニーズ事務所から契約解除され、TOKIOを脱退。しかし20年にはバイクの酒気帯び運転で現行犯逮捕された。いずれの事件でも酩酊状態だったとされる。
23年には自らのアルコール依存症を告白。現在は、自身の経験をもとにさまざまな依存症者向けの講演活動を行っている。SNSでも講演活動で日本全国を飛び回る様子がうかがわれる。
そんな中、今月3日の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で講演活動に密着した様子が放送された。
「依存症に真摯に向き合う姿に、かつてのファンからは喜びの声が上がっています。一方、わいせつ事件が尾を引いて、山口さんへの拒否感ともいえる批判も多くみられました。これをみると、やはりまだメディアへの復帰は難しいでしょう」と女性誌編集者。
TOKIOがデビュー30周年ということで共演を期待する声もあるが、「CDデビュー記念日である9月21日に、現メンバーの城島茂(53)、国分太一(50)、松岡昌宏(47)がファンクラブ向けの生配信をした際、山口さんに生電話をかけたのです。電話越しでの共演となりましたが、山口さんは反省も踏まえて一線を引いた話しぶりだったそうです。節目の年だからといって、何事もなかったようにはできないという彼なりのけじめです」と先の女性誌編集者は話す。