Infoseek 楽天

2年連続160三振まで「あと1」ヤクルト・村上宗隆、22年の三冠王が珍記録目前 近鉄のブライアント以来、日本選手では初

zakzak by夕刊フジ 2024年9月7日 11時26分

ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が日本選手初の珍記録にリーチをかけた。

6日の阪神戦(神宮)で3回にビーズリーから9試合連続の三振を喫し、今季159個目。昨年もプロ野球歴代10位の168三振で、2年連続160三振に「1」と迫った。

これは1989、90年と92、93年のブライアント(近鉄)以来で日本選手では初。160三振を2度記録したのも2008、15年の西武・中村剛也しかいない。

4日の巨人戦は3番、5日は2番と打順を替え、試行錯誤している高津臣吾監督(55)は「今日は練習もすごくよくて、試合を楽しみにしていたんですけど。結果につながらなかったですね」とガックリ。チームはわずか4安打で完敗し、「(敗因は)彼だけじゃないですけど。でも彼が打たないと、つながらないですね」とかばったが、9月の月間打率・053は深刻だ。

23本塁打はDeNA・オースティン、巨人・岡本和真に1本差をつけてリーグトップ。2年ぶりの本塁打王奪回はもちろんのこと、球団の日本選手では池山隆寛の5年連続(1988―92)以来となる4年連続30本塁打もクリアしたいところだろう。

ネット裏の他球団スコアラーは「チーム成績がこんな状況というのもあるだろうけど。本塁打か三振というような打撃になっているようにみえる」と分析。残り22試合で、2019年に自身が記録したプロ野球歴代4位となる日本選手最多の184三振の更新も現実味を帯びてきた。 (塚沢健太郎)

この記事の関連ニュース