Infoseek 楽天

aiko〝恐怖の洗脳〟浮かび上がるいびつな関係 東京地裁で証言 35億円の詐欺被害、矢沢永吉のケースも

zakzak by夕刊フジ 2024年6月24日 11時0分

「どんな証言が出てくるのか注目をしていましたが、びっくりしたのは『すべてにおいて洗脳されていました』という証言。『洗脳』ですからね。アーティストと所属事務所幹部のいびつな関係が浮かび上がりました」(音楽プロダクション関係者)

シンガー・ソングライターのaiko(48)が今週、東京地裁に出廷し、証言した。

「aikoの恩人ともいえる個人事務所の元取締役、千葉篤史被告が特別背任罪で起訴された裁判です。コンサートグッズの水増し請求などで3年間で約1億円をネコババした、ざっくりいえばそんな話です」とスポーツ紙芸能記者が説明する。さらにこう続ける。

「アーティストの個人事務所ですから、当然aikoの目が行き届いているのかと思いましたけど、そうでもない。逆らったら音楽制作に影響が出るかも、と恐怖を植え付けられていた。自由に創作活動をする個人事務所のイメージとは真逆ですね。CDがあまり売れない今、コンサートのチケット代とグッズ代はアーティスト活動の両輪。それをちょろまかされた。しかも裏切ったのは身内ですからショックもでかい」

かつて、ビル購入をめぐり知人の裏切りで35億円の詐欺被害に遭った矢沢永吉のケースもあった。最近も夢グループの元幹部が背任容疑で逮捕されている。ビッグマネーが動く音楽マーケットでは輩は後を絶たない。(業界ウオッチャーX)

この記事の関連ニュース