女優、小芝風花（27）が今年1月に芸能事務所「オスカープロモーション」から「トップコート」に移籍した。そうした中、新天地での〝路線〟変更が注目されているという。
小芝は、中学2年生の時に受けたオーディションでグランプリを獲得し、2012年にフジテレビ系ドラマ「息もできない夏」でデビュー。
14年公開の初主演映画「魔女の宅急便」ではブルーリボン賞や日本映画批評家大賞の新人賞を獲得。その後もドラマや映画、舞台と多数の作品に出演している。
特に近年の活躍は目覚ましく、一昨年は「波よ聞いてくれ」（テレビ朝日系）など4クール連続でドラマに出演。昨年もドラマ「大奥」（フジテレビ系）や「GO HOME～警視庁身元不明人相談室～」（日本テレビ系）で主演を務め、今年も5日にスタートしたNHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」に出演している。
「小芝さんは『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画『ゴチになります！』にも出演していますが、バラエティー番組などで見せる親しみやすいキャラクターに加えて、これまでノースキャンダルということで好感度も高く、CMでの活躍も目立ちます」（テレビ誌ライター）
そんな小芝は1月から中村倫也や松坂桃李、菅田将暉、木村佳乃、杏らが在籍する「トップコート」に移籍したが、そこで期待されているのが脱清純派路線という。放送作家はこう語る。
「今までの小芝さんは古巣の方針もあってか、どちらかというと明るく健康的で天真爛漫な役が多かった印象です。とはいえ、キャリア的にさらに女優としてステップアップするためにも、これまで縁がなかった色っぽい〝艶技〟も見せてほしいところです。実際、『波よ聞いてくれ』で演じた〝金髪のやさぐれ女〟は好評でした。人気俳優を数多く抱え、映画会社や大手配信サービスともパイプのある『トップコート』への移籍は脱清純派路線を加速させそうです」
折しも「べらぼう」では〝伝説の花魁〟を演じており注目されているが、さらにこんな話も。
「一部では、大手配信サービスが手がける人気韓国ドラマのリメーク作で主演の人妻役が内定しているなんて情報も取り沙汰されています」（前出のテレビ誌ライター）
事務所移籍により、女優として新たな門出を迎えた小芝の今後の動向に要注目だ。