いよいよ夏がやってくる。しかし、昨年も災害級の猛暑だった記憶だが、今年はさらに暑くなりそうだというから、たまったもんじゃない。
それでも、夏休みシーズンには人気テーマパークに多くの客が訪れる。ということで、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、コロナ禍以降休止していた「ウオーターパレード」を4年ぶりに復活。
ポケモンやマリオのキャラクターが乗った山車から水を噴射し、来場者は水鉄砲で応戦。参加者全員がびしょぬれになって楽しめるUSJの夏の風物詩で盛り上げる。
さらに、今年の熱中症対策の目玉企画が、「メガクールゾーン」プロジェクト。水を霧状にして吹きかける大型のミストファンを9台設置し、来場者がクールダウンできるエリアを新設するというのだ。
熱中症から来場者を守るため独自の取り組みを行っている。その一つがパーク内に設置している「ファーストエイド」と呼ばれる救護施設。ベッドを15床用意し、看護師の資格を持ったナースクルーが常駐している。
テーマパークで一番きついのは、炎天下で順番待ちで並ぶことだろう。特に世のお父さんなどは、子供たちがジュースやアイスを食べに行っている間、ずっと並んでいることが多い。実にけなげだ。
テーマパークでの暑さ対策は本当に重要だ。せっかく楽しく遊んでいるのに、体調なんて崩したら意味がない。猛暑ならびしょぬれになったところで、すぐに乾いてしまうだろう。ミストシャワーは本当にありがたい。
番組では、パーク内で働くクルーの熱中症対策も紹介する。クルーを助けるために、スポーツドリンクを入れた専用バッグを背負い、巡回する「オアシス隊」が存在するという。
USJに行ったときは、ぜひオアシス隊にも注意してみてみよう。 (F)