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広島、6年ぶりVに必要な打線の奮起 先発の森下、DeNAに今季最短4回KOの大誤算 助っ人の不発、盤石の投手陣にへばりが

zakzak by夕刊フジ 2024年9月4日 13時4分

6年ぶりのV奪回のチャンス到来の首位広島。頼みの綱の投手陣に疲れが出てきた終盤戦で、前回優勝時と比べると破壊力不足の打線に奮起が求められている。

3日のDeNA戦(横浜)は防御率1点台の森下が先発も、5点を失い今季最短4回でKOされる大誤算。打線も7回まで無安打で8回に1点を返すのがやっとの完敗ながら、2位巨人も敗れたため首位陥落を免れた。

球団関係者はリーグ3連覇を遂げた2018年を振り返り、「当時は4番の鈴木誠也(現カブス)を始め打線に破壊力があった。2、3点くらいリードされても、ベンチは『追いつけるぞ!』という空気だった」と証言する。対照的に今季は助っ人の不発もあって打線は長打力不足。盤石の投手陣が踏ん張り、少ないリードを守り切って勝ってきたが、夏場を経てへばりも見えている。

「野手の間で『今度は俺らが投手を支えよう』という話が出ている。誰が打つとかじゃなく、みんなでカバーし合う形です」と前出関係者。巨人とのマッチレースを制するには、この日のように先発が崩れた試合も打ち勝って白星を拾っていかねばならない。 (山戸英州)

DeNA―広島20回戦(広島13勝7敗、18時、横浜、3万220人)

広 島000000010-1

DeNA11030000×-5

(勝) 東22試合12勝2敗

〔敗〕 森下19試合10勝6敗

(本) 牧19号①(森下)

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