Infoseek 楽天

阪神・岡田監督、今季2度目の5連勝で〝どんでん節〟も最高潮…TUBEのライブ「演奏?見てない」 大山ら主軸トリオを絶賛モード

zakzak by夕刊フジ 2024年7月31日 13時36分

阪神は30日、「甲子園開場100周年」を祝う首位巨人との3連戦第1ラウンドで快勝。主軸の大山、森下に一発が飛び出すなど打線が3戦連続2ケタ安打の猛攻で、今季2度目の5連勝を決めた。当然のごとく岡田彰布監督(66)の〝どんでん節″も、得意満面の最高潮に達している。

この日は8月1日の甲子園開場100周年を記念した「超満員プロジェクト」が開催され、通常の公式戦よりアルプス席を約5000席増設。今季最多4万6831人が集結した。試合前には両球団OBの掛布雅之氏、原辰徳氏による特別セレモニー、5回終了後には人気バンドのTUBEがミニライブを行うなど様々な演出が行われたが、「前祝い」の白星に指揮官の弁も冴えまくった。

「いい試合をしたいだけやん。お客さん? 分からん、数えてないわ。ちょっと5回のイニング間(TUBEのライブ)が長かったぐらいやな。演奏? 見てない(笑)。結構(ベンチ裏で)タバコが吸えたな。ゆっくりしたいから」

後半戦はこれまでの貧打がウソのように解消。さぞや手応えを感じているかと思いきや、とっくの昔から予測済みという。「それはもう、2月のキャンプから言ってること。今年は去年みたいにうまくいかないし、混戦になると言うてきた。勝負は8、9月なんよ。そういう意味では前半の悪い分を後半で取り返してる気がする」と後付け…なしのドヤ顔だ。

再三ボロカスにこき下ろしてきた大山ら主軸トリオにも、「夏に調子が上がってくる打者はいい打者。投手はこの暑さできついし、そこで打つのがいい選手と思う」と一転して絶賛モードだから変われば変わるものだ。

先発の才木にも6月16日のソフトバンク戦以来となる白星で自己最多9勝に。昨年の日本一軍団が遅ればせながら…と信じたい。 (岩﨑正範)

■阪神―巨人16回戦(巨人8勝7敗1分、18時2分、甲子園、4万6831人)

巨 人000000100-1

阪 神00001301×-5

(勝) 才木17試合9勝3敗

〔敗〕 山崎伊16試合7勝3敗

(本) 大山9号③(中川)、森下8号①(平内)

この記事の関連ニュース