球団からポスティングによる米大リーグ挑戦を容認されたロッテ・佐々木朗希投手(23)が17日、ZOZOマリンスタジアムで行われたファン感謝イベントで別れの挨拶。いまだ賛否渦巻く「令和の怪物」のメジャー行きについて、夕刊フジが来場したファン50人に緊急アンケートを行ったところ、「賛成」が7割以上を占めた。 (山戸英州)
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吉井監督に促され、マイクの前に立った佐々木は「ファンの皆様、5年間熱いご声援ありがとうございました。これまでいただいた熱いご声援、厳しい激励も全て力に変えて米国で頑張ってきます」と決意表明。スタンドからは「頑張れ!」などと激励の声が飛んだ。
イベント後の本紙アンケートで、移籍に「賛成」と答えた36人のうち、主な意見は次の通り。
「心境は複雑だけどロッテからメジャーに挑戦する選手が出現したのは素直にうれしい」(神奈川・20代男性)
「入団当初からメジャー挑戦を希望する報道を見た。残ってほしい一方で本人が思い描く人生を歩んでほしい」(宮城・30代女性)
「最初は驚いたが、もともとメジャーに行きたい気持ちがあった選手。ファンとしては応援したい」(千葉・50代女性)
佐々木の移籍に「反対」とした14人のうち、主な意見は次の通り。
「彼の挑戦は権利だから別に構わないが、来年ロッテが優勝できなければポスティングを容認したフロントは総辞職してくれ」(埼玉・20代男性)
「(オリックス)山本由伸のようにチームが優勝して、文句のつけようがない活躍をしてから挑戦してほしかった」(千葉・30代女性)
「球団は今年彼が挙げた10勝を来年どう埋めるのか、ビジョンが見えないので反対です」(千葉・30代女性)
「自分の言葉で挑戦する旨を話したのはうれしいが、せめてタイトルを獲ってから行ってほしかった」(千葉・10代男性)