■テレビ東京系、23日午後10時～
「物価高騰」に終わりが見えない…。歴史的な賃上げが広がっているといわれるが、なかなかそれを実感できないでいる人も多いだろう。それは、モノの値段が高いからではないだろうか。
そんな中、〝激安〟という言葉は何とも心地よく心に広がる。24時間営業の〝コンビニ型店舗〟の出店を進めているという、話題の激安スーパー「トライアル」の戦略に番組は迫っていく。
まずは「トライアル」だが、生鮮をはじめ総菜や日用品などをそろえた郊外型の大型スーパーを中心に全国300店舗以上を展開している。
もともとは福岡で始まったスーパーだが、首都圏では東京だけまだ店舗展開がないだけに、情報番組で激安スーパーとして紹介されるのを見るたびに、気になって仕方がなかった。
そんなトライアルが物価高の今、新たな挑戦を進めているというのが都市部で24時間営業のコンビニのように営業する小型店「トライアルGO（ゴー）」だ。
現在、福岡を中心に約20カ所で実証実験を始めていて、今年関東にも初出店を果たしたという。店舗面積は従来の30分の1ほどの大きさにすぎないが、精肉やすし売り場を充実させ、総菜や弁当はスーパー並みの品ぞろえを誇るという。
マンションが多く立ち並ぶ住宅街に「トライアルGO」の出店が決まったが、そこは大手コンビニと弁当チェーンが近くにあるというこれまでにない激戦区なのだ。
そこで、共働きの女性や単身者向けに、味付けした生肉をレンジで温めてできる〝新発想のプルコギ〟の開発に着手することになった。しかも、価格は300円以下。果たして新商品は誕生するのか。
やはりスーパーは品ぞろえと総菜だろう。そして日々通う身としては、総菜はバリエーションに加え、いかに新商品が登場するかということに尽きると思っているのだが…。 （F）