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ソロデビュー40年 荻野目洋子の輝く理由 荻野目洋子、挑戦はさらに続く 枠を決めず自由に、新曲「Let'S Shake」のダンスに〝ネオ・カントリーステップ〟を導入

zakzak by夕刊フジ 2024年8月10日 15時0分

デビュー40年の節目にあたる4月3日、荻野目洋子の新曲「Let’S Shake」が配信リリースされた。木梨憲武のプロデュースで、所ジョージが作詞作曲を手がけた荻野目ならではのダンスチューンだ。

「木梨さんのラジオ番組に呼んでいただいたとき、スタジオにお邪魔したら、所さんが用意してくださっていたんです。木梨さんとは『みなさんのおかげです』(フジテレビ系)で共演させていただいた『貧乏家の人々』の頃からのお付き合いですが、久しぶりにこういう形でご一緒できてうれしいです」

新曲のダンスには本人の提案で〝ネオ・カントリーステップ〟を導入。事務所の後輩プラチナボーイズと共演したサイケなMVも話題だ。

「新しいダンスは中高年の方がカントリーで楽しく踊る動画を見たことがきっかけ。ブレイクダンスだとハードルが高いですけど、どなたでも入りやすいステップにしたいなと。今年の全国ツアーでは毎回歌っていますが、皆さんがノッてくださって私自身のエネルギーにもなっています」

昨年、全曲の作詞作曲を手がけたアルバムをリリースした荻野目だが、自作にこだわらず、いい曲はどんどん歌いたいというスタンス。ロックイベントやジャズフェスティバルにも参加するなど、ジャンルを超えた活動を展開している。

「今55歳で、一般的には落ち着いていきがちですけど、個人的にはまだまだいけるなという感触です(笑)。先日X(旧ツイッター)で『ロックTシャツはせいぜい20代前半まで』との投稿が話題になっていたので、私はおばあちゃんになっても好きなものを着ていたいと表明したら思いのほか拡散されて驚きました」

いいなと思ったことには年齢にとらわれずどんどん挑戦していきたいと語る荻野目。デビュー以来、ショートカットがトレードマークだったが、今は大人の三つ編みを目指して、後ろの髪だけを伸ばしているという。

「PANTAさんが書いてくださった『昨日より輝いて』という曲があるのですが、最近のライブではギターを弾きながら皆さんと盛り上がる定番曲です。私自身も輝いていられるよう、これからも新しいことにチャレンジしていきたいです」 =おわり (濱口英樹)

■荻野目洋子(おぎのめ・ようこ) 1968年12月10日生まれ。84年「未来航海」でデビュー。85年「ダンシング・ヒーロー」でブレークし「六本木純情派」などのヒットを連発。2001年に結婚、3児の母となる。4月3日に40周年記念曲「Let’S Shake」=写真=を配信リリース。現在全国ツアー中で8月31日は長野市芸術館メインホールで開催する。

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