日本シリーズ第3戦の試合前、相手先発・東克樹投手(28)の対策を「パ・リーグにそんなにいない(タイプ)かもしれないですが、(オリックスの)宮城(大弥)の方が断然いいので」とコメントしたソフトバンク・村上隆行打撃コーチ(59)。この発言に奮起した東が好投し、結果的に2連勝から逆転を許すことになった。終戦直後に独占直撃した。
――3戦目以降は自慢の打線が苦しんだ
「〝打線〟にならなかったということ。相手投手陣のコントロールはいいし、ストライク先行で優位に進められてしまい打線がつながらなかった。(抑えられた柳田、山川は)不振とは思っていないです。はい」
――ご自身の発言が波紋を広げている。率直な受け止めを
「……。(報道を)見ました。(受け止めは)それはもう答えられない。(顔の前で手を横に振りながら)話が全然違う方向になってしまっているんで。まあでも、それをいろいろ言っても仕方がないので。言い訳みたいになっちゃうので」
(聞き手・山戸英州)