女性とのトラブルが発覚し、事実上の休業状態となっているタレント、中居正広(52)だが、謝罪コメントを出したにもかかわらず、事態は改善せず、むしろ悪化するばかりだ。彼に取りついた孤独が判断を誤らせたことが大きい。
中居は9日、コメントを発表し、トラブルについて内容の詳細は明らかにはしなかったが、事実と認めて謝罪した。
本来なら事態の悪化は防げるはずだった。しかし、示談は成立しているので今後の活動は「支障がない」としたことが事を難しくしている。
「スポンサーに対して契約違反にはならないことをアピールしたつもりでしたが、逆に世間的にも反感を買ってしまったのです」と女性誌編集者は話す。
この問題をめぐって、フジテレビにも影響が及んでいる。17日に同局の港浩一社長が会見し謝罪したが、事態は収まることなく、フジテレビもCMを差し止めるスポンサーが相次ぐという事態に陥っている。
「旧ジャニーズ事務所から一緒だったマネジャーが昨年去り、新しいマネジャーも騒動発覚後に退社したそうです。親しかった人たちも、なすすべなく遠巻きにみている状況。事が事だけにSMAPのメンバーにも迷惑はかけられない。そして各報道では〝俺さま〟的なエピソードばかりが伝えられている。まさに周囲に頼る人がおらず、中居さんは今、孤独の中で迷走しているといっていいでしょう」と先の女性誌編集者。
さらに「中居さんは問題が発覚した当初は引退すら覚悟していました。しかし、自ら身を引くこともなく、逆に謝罪コメントに余計な一文を加えてしまうという失策をしてしまいました。孤独による迷走が最悪な選択をさせてしまったのです。浮き彫りになったのは中居さん自身の人望のなさばかり。結局、中居さんが相談し、的確なアドバイスを受けることのできる〝援軍〟がいなかったということです」と話した。