昨年末に発表された「2024年ブレイク芸人ランキング」(オリコンニュース調べ)で、3位に輝いたお笑いコンビ「かけおち」の青木マッチョ(29)、そして5位のピン芸人、ひょうろく(37)。2人ともブレークのきっかけはTBSのバラエティー番組だった。
10~50代の男女1000人を対象としたネットアンケートによる調査。1位がすがちゃん最高No.1、金子きょんちぃ、信子のトリオ「ぱーてぃーちゃん」、2位はM―1王者の「令和ロマン」(高比良くるま。松井ケムリ)。青木はそれに続く3位だから、相当なものだ。
青木は昨年4月に「ラヴィット!」に初登場して以降、さまざまな企画に登場。アンバランスなほど太い腕にマッシュルームカットというキャラと、〝有言不実行〟なビッグマウスぶりで人気が高まった。
「消防士から芸人になった変わり種で、何でも得意だと首を突っ込みながらもたいてい負けるというビッグマウスで注目されました。しかしゲームによっては驚異的な身体能力を発揮することもあり、中だるみしかけていた昨年の『ラヴィット!』を盛り上げた立役者だけに、3位はふさわしいでしょう」と制作会社関係者。
そしてこうも話す。
「5位に入った、ひょうろくも注目されたのはTBSの『水曜日のダウンタウン』。面白くなると思った芸人を繰り返し使うことで人気を定着させていく。まだこれからという若手やなかなか売り出せずにくすぶっている芸人でも次々と人気者にしていくTBSのバラエティーの手腕は相当なものです」