白い服を着る機会が増えてくるこれから。デリケートな色なだけに、汚れや劣化がすぐに目立ってしまう「白」。そこで、お洗濯のプロたちに、品のよさ・清潔感を維持できる、白いアイテムのメンテナンス方法を教えてもらいました!
[HELP! TEACHERS!]
洗濯ブロガー ハナさん
ホームクリーニング歴15年のノウハウを生かし、「家庭でキレイになる」洗濯方法を掲載したブログ「ハナの洗濯ラボノート」が人気。
Freddy leck sein Waschsalon 松延友記さん
ベルリン生まれのカフェ&コインランドリー「Freddy leck sein Waschsalon」のブランドプロデューサー。洗濯ソムリエとしても有名。
洗濯家 中村祐一さん
さまざまなメディアで活躍する、クリーニング会社「芳洗舎」3代目。適切な洗剤の分量・水の温度まで研究した、おウチでできるプロの洗濯方法を提案。
WASH BARRICADE
【白の洗濯ポイント】
[1] 「洗剤・漂白剤」白だからってなんでもいい?
☐粉末タイプでより白く
ハナさん:白は色移りしやすいので、白いものだけで洗いましょう。さらに美しくするなら、白を塗り直すような働きのある、蛍光剤入り・漂白剤入りの粉末洗剤がオススメ。 中村さん:液体より洗浄力が強い「粉末タイプ」を選び、40~50℃のお湯で洗うと、汚れをしっかり落とせますよ。
☐オフ白に塩素系漂白剤は避ける
中村さん:オフホワイトの服を漂白すると、白になる可能性大!蛍光剤抜きの液体洗剤で、40℃のお湯でつけ置き洗いを。ときどき衣類を持ち上げて様子を見るのも忘れずに。 ハナさん:漂白するならオキシクリーンなど酸素系漂白剤が◎。酸素の泡で汚れを浮かして洗うので、オフホワイトの服にも使えます。
- ITEM -
〈右から〉オキシクリーンEX 2,270g 2,980円+税/グラフィコカスタマーセンター アタック ZERO ワンハンドプッシュ 400g 476円(編集部調べ)/花王
[2] 「デリケートな白」は気をつけたい!
☐涼しげ素材は、「シワ」に注意
松延さん:季節柄とくにリネン素材は (1)中性洗剤でやさしく洗い上げる(※ネットに入れて形くずれは防いで)。 (2)シワになりやすいので脱水時間は1分ほどにし、シワをのばしながらハンガーで干す。 (3)白の変色を防ぐため風通しのいい陰干しがベスト。
☐良質素材は「時短で落とす」
ハナさん:ウールやカシミヤ、シルクなど上質な素材は水に弱いです。なので、洗浄力が強く、ふつうの汚れなら5分ほどのつけ置き洗いで落とせる、ドライ洗濯用の洗剤「ハイ・ベックゼロ」を。洗濯時間が短いぶん、アルカリ性洗剤を嫌うウールにも使えて縮む心配もありません。
- ITEM -
ハイ・ベックゼロ 1,100g 4,480円/サンワードお客様相談室 1回のすすぎで汚れを落とせる。
[3] 「黄ばみ・黒ずみ」を部分的に落とす方法は?
☐固形せっけんでゴシゴシ
ハナさん:「ウタマロ石けん」を、黄ばみや黒ずんだ部分にこすりつけて、せっけんの緑の色がなくなるまでもみ洗いしてください。その後は通常どおりに洗濯を。 松延さん:汗ジミなどのタンパク質の汚れには、「カルザイフェ」もオススメ。牛の胆汁に含まれる酵素の力で汚れをすっきり。
☐根強い黄ばみは粉末をダブルで使用
中村さん:せっけんでも落ちなければ、粉末洗剤×粉末漂白剤の強力な合わせで。40~50℃のお湯にとかして、20~30分つけ置き。
- ITEM -
〈右から〉ウタマロ石けん 114円(編集部調べ)/東邦 洗濯用石けん カルザイフェ 100g 449円/フレディ レック・ウォッシュサロン(藤栄)
≫【12選】洗濯のプロが教える「買ったときそのままの白を保つ方法」をすべて見る
[HELP! TEACHERS!]
洗濯ブロガー ハナさん
ホームクリーニング歴15年のノウハウを生かし、「家庭でキレイになる」洗濯方法を掲載したブログ「ハナの洗濯ラボノート」が人気。
Freddy leck sein Waschsalon 松延友記さん
ベルリン生まれのカフェ&コインランドリー「Freddy leck sein Waschsalon」のブランドプロデューサー。洗濯ソムリエとしても有名。
洗濯家 中村祐一さん
さまざまなメディアで活躍する、クリーニング会社「芳洗舎」3代目。適切な洗剤の分量・水の温度まで研究した、おウチでできるプロの洗濯方法を提案。
WASH BARRICADE
【白の洗濯ポイント】
[1] 「洗剤・漂白剤」白だからってなんでもいい?
☐粉末タイプでより白く
ハナさん:白は色移りしやすいので、白いものだけで洗いましょう。さらに美しくするなら、白を塗り直すような働きのある、蛍光剤入り・漂白剤入りの粉末洗剤がオススメ。 中村さん:液体より洗浄力が強い「粉末タイプ」を選び、40~50℃のお湯で洗うと、汚れをしっかり落とせますよ。
☐オフ白に塩素系漂白剤は避ける
中村さん:オフホワイトの服を漂白すると、白になる可能性大!蛍光剤抜きの液体洗剤で、40℃のお湯でつけ置き洗いを。ときどき衣類を持ち上げて様子を見るのも忘れずに。 ハナさん:漂白するならオキシクリーンなど酸素系漂白剤が◎。酸素の泡で汚れを浮かして洗うので、オフホワイトの服にも使えます。
- ITEM -
〈右から〉オキシクリーンEX 2,270g 2,980円+税/グラフィコカスタマーセンター アタック ZERO ワンハンドプッシュ 400g 476円(編集部調べ)/花王
[2] 「デリケートな白」は気をつけたい!
☐涼しげ素材は、「シワ」に注意
松延さん:季節柄とくにリネン素材は (1)中性洗剤でやさしく洗い上げる(※ネットに入れて形くずれは防いで)。 (2)シワになりやすいので脱水時間は1分ほどにし、シワをのばしながらハンガーで干す。 (3)白の変色を防ぐため風通しのいい陰干しがベスト。
☐良質素材は「時短で落とす」
ハナさん:ウールやカシミヤ、シルクなど上質な素材は水に弱いです。なので、洗浄力が強く、ふつうの汚れなら5分ほどのつけ置き洗いで落とせる、ドライ洗濯用の洗剤「ハイ・ベックゼロ」を。洗濯時間が短いぶん、アルカリ性洗剤を嫌うウールにも使えて縮む心配もありません。
- ITEM -
ハイ・ベックゼロ 1,100g 4,480円/サンワードお客様相談室 1回のすすぎで汚れを落とせる。
[3] 「黄ばみ・黒ずみ」を部分的に落とす方法は?
☐固形せっけんでゴシゴシ
ハナさん:「ウタマロ石けん」を、黄ばみや黒ずんだ部分にこすりつけて、せっけんの緑の色がなくなるまでもみ洗いしてください。その後は通常どおりに洗濯を。 松延さん:汗ジミなどのタンパク質の汚れには、「カルザイフェ」もオススメ。牛の胆汁に含まれる酵素の力で汚れをすっきり。
☐根強い黄ばみは粉末をダブルで使用
中村さん:せっけんでも落ちなければ、粉末洗剤×粉末漂白剤の強力な合わせで。40~50℃のお湯にとかして、20~30分つけ置き。
- ITEM -
〈右から〉ウタマロ石けん 114円(編集部調べ)/東邦 洗濯用石けん カルザイフェ 100g 449円/フレディ レック・ウォッシュサロン(藤栄)
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