毎日のように着る服、今で言うならニットも何となくそでを通すだけではもったいない。鮮度を上げる組み合わせや新アイテムの投入など、もっとオシャレに、さらに広くニットのコーディネートを楽しむ方法をまとめてご紹介します。
TOPICS.1
ざっくりニットとレザーボトム
理屈ナシで惹かれるかわいい色のざっくりニット。冬の冷たい色が注目されている今季、厚みのあるニットも引き締まって知的に見える寒色で投入するのが最良の選択。ニットに好相性なレザーパンツも強く見えず、キレイを保ったままカジュアルな見た目に。
チャンキーニットの主張に負けない
ハードなレザーでクールダウン
ゆったりとしたリラクシーなニットこそ、ゆるみすぎない太めのフォルムや意外性のある質感など、気だるいニットの魅力をより高めてくれるボトム選びが重要に。余裕を見せつつ、緊張感も忘れない。理想の上下関係を追求。
☑「ざっくりニットにレザーパンツ」のバリエーション
レザーパンツは強くなりすぎない、落ち感のあるしなやかなレザーがおすすめ。気楽な印象をかもすざっくり編みのニットをレザーの質感でよそいき顔にシフト。
【STYLE-A】
ルーズな雰囲気をくずさずに趣を添える
やさしさも含んだ黒レザー
黒レザーパンツ 26,950円/OUTERSUNSET 白ニット 41,800円/CURRENTAGE(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町) 白ソックス 1,650円/ブルーフォレ(シップス 渋谷店) ベージュスエードパンプス 50,600円/NEBULONI E.(フラッパーズ) 丈もそでもネックも長め、身ごろもゆったりしたボリューミィなニット。コントラストがつきすぎないよう、黒レザーでもくたっとした風合いで縦に落ちる太めストレートを採用。色も素材も真逆な白ニットの穏やかさはキープしつつ、マイルドな締め役として活躍する。
【STYLE-B】
淡いトーンのあいまいな配色を
平たんに見せないセンタープレス
アイボリーピンタックエコレザーパンツ 20,900円/jakke(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ライトグレーニット 39,600円/ebure(ebure GINZA SIX店) アイボリーレザーミニバッグ 20,900円/Maison-Vincent(フラッパーズ) 黒スライドシューズ 82,500円/CLERGERIE(デ・プレ) ともすると膨張して見える、白っぽい色みのほぼワントーン。レザーパンツでも女性らしさを保てるマットな質感とやさしいアイボリーなら、メンズライクなケーブルニットも親しみやすく上品に。足元は黒で重みを加えてメリハリよく。
TOPICS.2
ボリュームニットがうまい人
手放せない心地よさがあるものの、「いかに着ぶくれして見せないか」が永遠の課題。ニット自体の選び方に、スタイリングのひと工夫。2方向からバランスを探ってみたい。
☑METHOD-A
【オール黒にゆるニット】
コンパクトな黒トップスとタイトな黒ボトム。ゆるぎない直線的な黒があれば、どんなニットを重ねても動じない。あいまいな色のニットならなおさら。
トップスとボトムの上下軸に加えて、ブーツまで縦のラインを意識した、徹底的なIライン。あらゆるBIGサイズのニットを重ねた応用も可能。
【VARIATION】
レイヤード前提のモヘアニット
白Vネックニット 46,200円/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 表参道店)イエローVネックニット 30,800円/OUTERSUNSET 黒スキニーデニム 15,180円/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) サングラス 19,800円/A.D.S.R.(4K) 黒巾着バッグ 6,600円/Ungrid スライドシューズ 82,500円/CLERGERIE(デ・プレ) Vネックニットを重ねて体のラインを拾わず縦を強調。
☑METHOD-B
【上下ゆるめでショート丈】
ボリュームニットも短め丈なら軽快に見えるという単純な結論。ハイウエストのルーズなパンツとゆったり短めなニット。この組み合わせで「ラクしてスタイルアップ」が成立。
そでのデザイン自体にもボリュームを持たせたタイプなら、より丈の短さがありがたい。
【VARIATION】
コーデュロイなのに軽さが出せる
デニムジャケット 40,700円/JANE SMITH(UTS PR) コーデュロイパンツ 24,200円/THE SHINZONE(Shinzone ルミネ新宿店) ネックレス 2,200円/SLY(バロックジャパンリミテッド) バッグ 30,800円/mica della valle(ショールーム セッション) パンプス 15,950円/DIANA(ダイアナ銀座本店) 起毛感のある素材を重く見せない、すその広がり。タックによる自然なシワがさらなる動きと陰影をもたらし、ゆったりとしつつもきゃしゃ見えがかなう。
TOPICS.3
緩いニットジレを使う
毎日のように着ているから、正直飽きることもある。ならば「そでを通さず」小休憩。ひっかけたり、添えてみたり。脇役で生きる特有のぬくもりを再確認し、またニットが好きになる。
☑METHOD-A
【着るというより添える】
今季の注目は両サイドが大きく開いた、ジレのようなストールのようなデザイン。シンプルなスタイリングにすっぽりかぶせるだけで十分さまになる。
この状態のまま首にぐるっと巻きつけてストールのように使ったり、ベルトでウエストマークしたり、アレンジ自在。
【VARIATION】
長いベージュに装飾のない白Tで
パンツ以外はリラックス
バーガンディテーパードパンツ 15,400円/スピック&スパン(スピック&スパン ルミネ有楽町店) 白ロングスリーブTシャツ 17,600円/THE NEWHOUSE(アーク インク) パンプス 27,500 円/TSURU by Mariko Oikawa アイボリーニットベスト 16,000円/TODAYFUL(LIFEs 代官山店)バッグ 40,700円/VASIC(ヴァジックジャパン)
【VARIATION】
ひとクセもマイルドに仕上がるアイボリー
デニムパンツは着まわし。アイボリー3wayニットポンチョ 25,300円/FRAY I.D(FRAY I.D ルミネ新宿2店) レオパード柄パンプス 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ) 白のボリュームニットに向くエッジの利いたデザイン。重ね着に変化もつく、ハーフスリーブもポイント。
TOPICS.4
「かける」ことでの安心感
ジャンプスーツやワンピースといった「1枚系」にもの足りなさを感じたときの解決策。ストールよりもいい意味で適当感が出る「肩がけニット」がベター。
さりげない肩がけでスタイルUP効果も期待できる。
TOPICS.5
「コートの上から」着る順番を変えてみる
いつもコートが上とは限らない。こんな身幅の広いオーバーサイズのカーディガンなら、着慣れたコートを中に仕込むことも可能に。レイヤードのバリエが広がる救世主的存在。
大きなニットを重ねる発想なら
初秋のコートが真冬でも活躍
ニットガウンやアウターは、しっかり目のつまった防寒性の高い生地が幅広く使えておすすめ。トレンチコートなど薄手のコートを真冬に着たいときにも重宝。
≫冬これから再注目したい服やコーディネートを見る
TOPICS.1
ざっくりニットとレザーボトム
理屈ナシで惹かれるかわいい色のざっくりニット。冬の冷たい色が注目されている今季、厚みのあるニットも引き締まって知的に見える寒色で投入するのが最良の選択。ニットに好相性なレザーパンツも強く見えず、キレイを保ったままカジュアルな見た目に。
チャンキーニットの主張に負けない
ハードなレザーでクールダウン
ゆったりとしたリラクシーなニットこそ、ゆるみすぎない太めのフォルムや意外性のある質感など、気だるいニットの魅力をより高めてくれるボトム選びが重要に。余裕を見せつつ、緊張感も忘れない。理想の上下関係を追求。
☑「ざっくりニットにレザーパンツ」のバリエーション
レザーパンツは強くなりすぎない、落ち感のあるしなやかなレザーがおすすめ。気楽な印象をかもすざっくり編みのニットをレザーの質感でよそいき顔にシフト。
【STYLE-A】
ルーズな雰囲気をくずさずに趣を添える
やさしさも含んだ黒レザー
黒レザーパンツ 26,950円/OUTERSUNSET 白ニット 41,800円/CURRENTAGE(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町) 白ソックス 1,650円/ブルーフォレ(シップス 渋谷店) ベージュスエードパンプス 50,600円/NEBULONI E.(フラッパーズ) 丈もそでもネックも長め、身ごろもゆったりしたボリューミィなニット。コントラストがつきすぎないよう、黒レザーでもくたっとした風合いで縦に落ちる太めストレートを採用。色も素材も真逆な白ニットの穏やかさはキープしつつ、マイルドな締め役として活躍する。
【STYLE-B】
淡いトーンのあいまいな配色を
平たんに見せないセンタープレス
アイボリーピンタックエコレザーパンツ 20,900円/jakke(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ライトグレーニット 39,600円/ebure(ebure GINZA SIX店) アイボリーレザーミニバッグ 20,900円/Maison-Vincent(フラッパーズ) 黒スライドシューズ 82,500円/CLERGERIE(デ・プレ) ともすると膨張して見える、白っぽい色みのほぼワントーン。レザーパンツでも女性らしさを保てるマットな質感とやさしいアイボリーなら、メンズライクなケーブルニットも親しみやすく上品に。足元は黒で重みを加えてメリハリよく。
TOPICS.2
ボリュームニットがうまい人
手放せない心地よさがあるものの、「いかに着ぶくれして見せないか」が永遠の課題。ニット自体の選び方に、スタイリングのひと工夫。2方向からバランスを探ってみたい。
☑METHOD-A
【オール黒にゆるニット】
コンパクトな黒トップスとタイトな黒ボトム。ゆるぎない直線的な黒があれば、どんなニットを重ねても動じない。あいまいな色のニットならなおさら。
トップスとボトムの上下軸に加えて、ブーツまで縦のラインを意識した、徹底的なIライン。あらゆるBIGサイズのニットを重ねた応用も可能。
【VARIATION】
レイヤード前提のモヘアニット
白Vネックニット 46,200円/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 表参道店)イエローVネックニット 30,800円/OUTERSUNSET 黒スキニーデニム 15,180円/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) サングラス 19,800円/A.D.S.R.(4K) 黒巾着バッグ 6,600円/Ungrid スライドシューズ 82,500円/CLERGERIE(デ・プレ) Vネックニットを重ねて体のラインを拾わず縦を強調。
☑METHOD-B
【上下ゆるめでショート丈】
ボリュームニットも短め丈なら軽快に見えるという単純な結論。ハイウエストのルーズなパンツとゆったり短めなニット。この組み合わせで「ラクしてスタイルアップ」が成立。
そでのデザイン自体にもボリュームを持たせたタイプなら、より丈の短さがありがたい。
【VARIATION】
コーデュロイなのに軽さが出せる
デニムジャケット 40,700円/JANE SMITH(UTS PR) コーデュロイパンツ 24,200円/THE SHINZONE(Shinzone ルミネ新宿店) ネックレス 2,200円/SLY(バロックジャパンリミテッド) バッグ 30,800円/mica della valle(ショールーム セッション) パンプス 15,950円/DIANA(ダイアナ銀座本店) 起毛感のある素材を重く見せない、すその広がり。タックによる自然なシワがさらなる動きと陰影をもたらし、ゆったりとしつつもきゃしゃ見えがかなう。
TOPICS.3
緩いニットジレを使う
毎日のように着ているから、正直飽きることもある。ならば「そでを通さず」小休憩。ひっかけたり、添えてみたり。脇役で生きる特有のぬくもりを再確認し、またニットが好きになる。
☑METHOD-A
【着るというより添える】
今季の注目は両サイドが大きく開いた、ジレのようなストールのようなデザイン。シンプルなスタイリングにすっぽりかぶせるだけで十分さまになる。
この状態のまま首にぐるっと巻きつけてストールのように使ったり、ベルトでウエストマークしたり、アレンジ自在。
【VARIATION】
長いベージュに装飾のない白Tで
パンツ以外はリラックス
バーガンディテーパードパンツ 15,400円/スピック&スパン(スピック&スパン ルミネ有楽町店) 白ロングスリーブTシャツ 17,600円/THE NEWHOUSE(アーク インク) パンプス 27,500 円/TSURU by Mariko Oikawa アイボリーニットベスト 16,000円/TODAYFUL(LIFEs 代官山店)バッグ 40,700円/VASIC(ヴァジックジャパン)
【VARIATION】
ひとクセもマイルドに仕上がるアイボリー
デニムパンツは着まわし。アイボリー3wayニットポンチョ 25,300円/FRAY I.D(FRAY I.D ルミネ新宿2店) レオパード柄パンプス 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ) 白のボリュームニットに向くエッジの利いたデザイン。重ね着に変化もつく、ハーフスリーブもポイント。
TOPICS.4
「かける」ことでの安心感
ジャンプスーツやワンピースといった「1枚系」にもの足りなさを感じたときの解決策。ストールよりもいい意味で適当感が出る「肩がけニット」がベター。
さりげない肩がけでスタイルUP効果も期待できる。
TOPICS.5
「コートの上から」着る順番を変えてみる
いつもコートが上とは限らない。こんな身幅の広いオーバーサイズのカーディガンなら、着慣れたコートを中に仕込むことも可能に。レイヤードのバリエが広がる救世主的存在。
大きなニットを重ねる発想なら
初秋のコートが真冬でも活躍
ニットガウンやアウターは、しっかり目のつまった防寒性の高い生地が幅広く使えておすすめ。トレンチコートなど薄手のコートを真冬に着たいときにも重宝。
≫冬これから再注目したい服やコーディネートを見る