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着回すのは「腰から上」:最小限アイテムで10スタイルの実例

GISELe 2021年11月11日 19時30分

2枚、3枚重ねることでスタンダードなニットも新鮮味が増し、着方の幅も広がる。そんな一石二鳥の重ね技をまとめてお届けします。


「腰から上」の着まわし実例
スタンダードなボトムを想定し、「腰から上」のパターンを増やす方法をご紹介。同じ服でも新たな顔。そんなトップスどうしの組み合わせをかなえる、最小限アイテムを選抜。


PICK UP ITEMS
1_タイトすぎないタートル

中にタートルやシャツを入れてもちょうどいい、ネック部分も細すぎないシルエット。


2_ゆったりとソフトなはおり

コーディネートをマイルドに引き締める、ベージュとブラウンの間のような色み。横幅&丈が長めの、体を包み込むようなサイジングを選択。


3_カットソー風シャツ

ニットの中に仕込んで重ね着用として活用したいこれからの白シャツ。


4_深く開いたネックライン

レイヤードの主役になるVネックは、配色の幅を視野に入れグレーをチョイス。


5_細身のベージュ

とろみ素材のコンパクトなタートルネック。ヌーディな色だと、インナーづかいでもエレガントさを足せる。


6_締まる色でメンズトップス

オープンカラーで首まわりに重ねても重くない。ゆったりめのシルエットで羽織りものとしても活用。


7_モノトーンの柄

白黒のボーダー柄が、カジュアルなエッジを加算。肩にかけたり巻いたり、羽織りもできるカーディガンを採用。


8_ほっそりとした飾り

シンプル&シックなアクセサリー。レイヤードの完成度を上げるネックレスとベルトを。



【10 PATTERN STYLE】

1-IN BLACK
【首まで黒でおおう】

【着回したアイテム】1 + 4
黒のタートルニットを中に着て縦のラインを強調。大きく開いたVネック&ゆったりした身ごろのニットとだから、肉厚な黒もかさばらない。クラシックな黒の帽子がクラス感をUP。



2-ON BORDER
【シャープな柄を部分づかい】

【着回したアイテム】6 + 7
それだけで締まる黒いシャツ。肩がけした白黒ボーダーで抑揚をつけると、重厚感が緩和されて、軽やかさも手に入る。コントラストの強い色でキレのよさも維持。



3-LITTLE WHITE
【顔まわりに飾り気を足す】

【着回したアイテム】3 + 7 + 8-B
白シャツをのぞかせたり、パールネックレスを重ねたり。首元を盛ることで目線が上がり体をほっそり映せる。ボーダーニットの主張のある柄で、より引き締めて。



4-GRADATION
【色みを合わせてウエストをしぼる】

【着回したアイテム】2 + 5 + 8-A
内から外へ色みを濃くするグラデスタイルは、体のラインに奥行きをつくるひとテク。さらに同系色のベルトでウエストマークして、女性的なシルエットを強調。



5-DOUBLE NECK
【タートルの中にタートル】

【着回したアイテム】1 + 5
黒&淡いベージュの、異なるトーンのタートルトップスをレイヤードしてメリハリを。ゆったりめと細身、サイズ感に差をつけることで同じ形でも窮屈にならない。


6-MILD MARINE
【がんばった感なく凝った人】

【着回したアイテム】2 + 5 + 7
カーディガンを2枚重ねた、無難じゃないレイヤード。色や形を変えることで単調にならず、定番色ならシックに整う。間のボーダーが適度なアクセントに作用。



7-MONOTONE
【しなやかにきちんと】

【着回したアイテム】1 + 3
白シャツ×黒のタートルニットの端正な組み合わせ。シャツのえりとすそを少し開けた適当感で、堅苦しさが和らぎ、大人の余裕が漂う。



8-RETRO FEELING
【隙のある辛口LADY】

【着回したアイテム】5 + 6 + 8-A
黒シャツをメインにしたクールなムードにタートルやベルトの少量のベージュがやわらかさを加算。すべて正統派なものだからいくら重ねてもきちっと仕上がる。



9-DAY OFF
【知性とカジュアルを半分ずつ】

【着回したアイテム】3 + 4
白T感覚で使える丸えりのシャツ。ルーズなVネックニットの中に仕込み、背筋が伸びた表情に。淡色どうしの重ね着は、丈をちぐはぐにして、のっぺり知らず。



10-MANNISH&RELAX
【疲れず品よく】

【着回しアイテム】2 + 6 + 8-B
ビッグサイズのカーディガンをはおり、強気な黒シャツをリラックス。オープンカラーやゆるいニットの気楽さも、パールネックレスの気高さで、手抜き感ナシ。


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