ワードローブの軸となるニットをメインとした冬素材は、繊細な生地だけにお手入れが不可欠。そこで洗濯のプロやケアにこだわりのあるファッション関係者など多方面から、キレイに着続けるための技を一斉調査。
※掲載アイテムはすべて本人私物です。場合により販売が終了しているものもございます。
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VARIOUS MATERIALS
ニット以外の「あったか素材」のお手入れ
寒い冬には欠かせない、ファーやダウン。自宅では簡単に洗うことのできない素材やアイテムをいつでも清潔に保つ手段とは?
FUR
□着用後にファーアイテムのメンテナンス
>>「リアルファーとフェイクファーでは異なるケアを」
A. リアルファーにはスチームアイロンでふわふわに
表面の毛並みがつぶれてしまったときには、蒸気をあてることでキレイによみがえる。スチームアイロンがない場合はお湯をはった浴槽の蒸気を浴びさせればOK。
B. フェイクファーはブラッシングが大切
ペット用のスリッカーブラシが便利。寝グセ直し用ヘアスプレーを全体に吹きかけ、スリッカーブラシでブラッシングすると、縮まった毛並みが驚くほどサラサラになり整う。※本来の使用方法とは異なります。
ペティオの「プレシャンテ ハードスリッカーブラシ Sサイズ」(686円+税)はフェイクファーにも対応。(ハナさん)
LEATHER
□レザー素材の服や小物をキレイに保つには?
>>「ブラッシングと専用のオイルでケア」
実は、革には目には見えない小さな無数の穴があり、そこにホコリや汚れがたまってしまうとカビやシミの原因に。そのため日々のブラッシングが大切。まずは手軽にできる革用クリームでツヤ出しを。スポンジではなく、いらなくなったストッキングで薄くのばして磨くと、自然なツヤが。
「レザーパートナー」がオススメ。無色透明でどんな色の革にも使え、汚れ落とし・保護・ツヤ出し・はっ水効果が1つで補えるのが魅力。通販サイトなどで購入可能。(ハナさん)
SATIN
□サテンなどの繊細な素材は?
>>「手洗いで脱水しすぎずに」
やさしく手洗いすることに加えて、重要なのが脱水。シワになりやすいサテンなどは、キツくしぼらず、ハンガーにかけてそのまま乾かすのがポイント。
>>「シワ防止のためにハンガーで保管」
たたみ収納だとどうしても折り目がついてしまうので、つるして保管するのが最適。ビニールカバーなどを使用することで摩擦の心配もなく、キレイに保管できる。
BOA
□ボアの黒ずみを落としたい!
>>「食器用洗剤でしっかり汚れを落とす」
気になる部分に食器用洗剤をたらして5回以上しっかりともむ。5分ほど放置したあとにぬるま湯で洗剤が落ちるまですすぐと汚れがすっきりとれる。それでも汚れが気になる場合は”酸素系漂白剤”を使うのがオススメ。
>>「洗えない小物には?」
柔軟剤を薄めたものをタオルにしみ込ませ、気になる部分をふきとる。柔軟剤でコーティングすることで静電気防止にもなるため、汚れがつきにくくなる効果も。
DAWN
□ダウンコートの正しい洗い方
>>「裏返して洗濯機に投入」
ダウンコートは洗濯機にかけてOK。裏返すひと手間を加えることで、傷みの原因になる金具部分のひっかかりの防止に。1点だけで洗うとダウンが水を吸いすぎてしまうので、2点以上入れて洗濯を。そで口や首まわりなどの汚れやすい部分には、食器用洗剤をたらしてから洗うのが最適。※一部洗濯機使用不可のダウンがあるので注意。
>>「乾燥機でふんわり仕上げる」
中綿をほぐして日陰で7〜8割ほど乾かしたあと、15分ほど乾燥機にかける。そうすることでふわっとした風合いが手に入る。最初から乾燥機にかけると中の羽が傷むためNG。
INTERVIEW MEMBER
アピッシュ
永井良房さん
100%水洗いクリーニング「Licue(リクエ)」の工場長。クリーニングには出さない靴下やTシャツから家では洗えないような素材まで、あらゆる洗濯を知り尽くすエキスパート。
UTO カシミヤ
宇土寿和さん
自社で一貫して企画・製造・販売をするニットメーカー「UTO」の代表取締役。ニットには珍しいオーダーメイドも行っており、日本製にこだわった上質なニットを製造。
FREDDY LECK sein WASCHSALON
鈴木新さん
カフェ&コインランドリー「フレディ レック・ウォッシュサロン」の商品企画担当。ジュニア洗濯ソムリエの資格と知識を生かして、洋服のケアグッズを開発している。
洗濯ブロガー
ハナさん
自宅でのクリーニング歴15年以上。”誰でも家庭で洗える”をコンセプトに、失敗なくお気に入りの衣類をキレイに保つ洗濯方法を紹介するブログ「ハナの洗濯ラボノート」が人気。
ETRE TOKYO
JUNNAさん(@junna)
「ETRE TOKYO」のクリエイティブディレクター。YouTubeの人気企画の1つに、デザイン性のある洋服や、洗濯に悩む素材などを簡単に自宅で洗う方法を紹介。
整理収納アドバイザー
Akaneさん(@a.organize)
インスタグラムやブログを中心に収納のちょっとしたポイントや便利グッズなどを紹介。ミニマルな空間をつくり出すのが得意で、インテリアコーディネーターとしても活躍中。
インフルエンサー
machimohoneyさん(@machimohoney)
体や肌にやさしいオーガニックのアイテムを紹介しているインスタグラムの投稿が人気。iHerbでしか手に入らないものなど、こだわり抜いた商品のレビューは必見。
From GISELe HAIR MAKE-UP & STYLIST
ヘアメイク 岡田知子さん
スタイリスト 渡邉恵子さん
スタイリスト 樋口かほりさん
スタイリスト 出口奈津子さん
※掲載アイテムはすべて本人私物です。場合により販売が終了しているものもございます。
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VARIOUS MATERIALS
ニット以外の「あったか素材」のお手入れ
寒い冬には欠かせない、ファーやダウン。自宅では簡単に洗うことのできない素材やアイテムをいつでも清潔に保つ手段とは?
FUR
□着用後にファーアイテムのメンテナンス
>>「リアルファーとフェイクファーでは異なるケアを」
A. リアルファーにはスチームアイロンでふわふわに
表面の毛並みがつぶれてしまったときには、蒸気をあてることでキレイによみがえる。スチームアイロンがない場合はお湯をはった浴槽の蒸気を浴びさせればOK。
B. フェイクファーはブラッシングが大切
ペット用のスリッカーブラシが便利。寝グセ直し用ヘアスプレーを全体に吹きかけ、スリッカーブラシでブラッシングすると、縮まった毛並みが驚くほどサラサラになり整う。※本来の使用方法とは異なります。
ペティオの「プレシャンテ ハードスリッカーブラシ Sサイズ」(686円+税)はフェイクファーにも対応。(ハナさん)
LEATHER
□レザー素材の服や小物をキレイに保つには?
>>「ブラッシングと専用のオイルでケア」
実は、革には目には見えない小さな無数の穴があり、そこにホコリや汚れがたまってしまうとカビやシミの原因に。そのため日々のブラッシングが大切。まずは手軽にできる革用クリームでツヤ出しを。スポンジではなく、いらなくなったストッキングで薄くのばして磨くと、自然なツヤが。
「レザーパートナー」がオススメ。無色透明でどんな色の革にも使え、汚れ落とし・保護・ツヤ出し・はっ水効果が1つで補えるのが魅力。通販サイトなどで購入可能。(ハナさん)
SATIN
□サテンなどの繊細な素材は?
>>「手洗いで脱水しすぎずに」
やさしく手洗いすることに加えて、重要なのが脱水。シワになりやすいサテンなどは、キツくしぼらず、ハンガーにかけてそのまま乾かすのがポイント。
>>「シワ防止のためにハンガーで保管」
たたみ収納だとどうしても折り目がついてしまうので、つるして保管するのが最適。ビニールカバーなどを使用することで摩擦の心配もなく、キレイに保管できる。
BOA
□ボアの黒ずみを落としたい!
>>「食器用洗剤でしっかり汚れを落とす」
気になる部分に食器用洗剤をたらして5回以上しっかりともむ。5分ほど放置したあとにぬるま湯で洗剤が落ちるまですすぐと汚れがすっきりとれる。それでも汚れが気になる場合は”酸素系漂白剤”を使うのがオススメ。
>>「洗えない小物には?」
柔軟剤を薄めたものをタオルにしみ込ませ、気になる部分をふきとる。柔軟剤でコーティングすることで静電気防止にもなるため、汚れがつきにくくなる効果も。
DAWN
□ダウンコートの正しい洗い方
>>「裏返して洗濯機に投入」
ダウンコートは洗濯機にかけてOK。裏返すひと手間を加えることで、傷みの原因になる金具部分のひっかかりの防止に。1点だけで洗うとダウンが水を吸いすぎてしまうので、2点以上入れて洗濯を。そで口や首まわりなどの汚れやすい部分には、食器用洗剤をたらしてから洗うのが最適。※一部洗濯機使用不可のダウンがあるので注意。
>>「乾燥機でふんわり仕上げる」
中綿をほぐして日陰で7〜8割ほど乾かしたあと、15分ほど乾燥機にかける。そうすることでふわっとした風合いが手に入る。最初から乾燥機にかけると中の羽が傷むためNG。
INTERVIEW MEMBER
アピッシュ
永井良房さん
100%水洗いクリーニング「Licue(リクエ)」の工場長。クリーニングには出さない靴下やTシャツから家では洗えないような素材まで、あらゆる洗濯を知り尽くすエキスパート。
UTO カシミヤ
宇土寿和さん
自社で一貫して企画・製造・販売をするニットメーカー「UTO」の代表取締役。ニットには珍しいオーダーメイドも行っており、日本製にこだわった上質なニットを製造。
FREDDY LECK sein WASCHSALON
鈴木新さん
カフェ&コインランドリー「フレディ レック・ウォッシュサロン」の商品企画担当。ジュニア洗濯ソムリエの資格と知識を生かして、洋服のケアグッズを開発している。
洗濯ブロガー
ハナさん
自宅でのクリーニング歴15年以上。”誰でも家庭で洗える”をコンセプトに、失敗なくお気に入りの衣類をキレイに保つ洗濯方法を紹介するブログ「ハナの洗濯ラボノート」が人気。
ETRE TOKYO
JUNNAさん(@junna)
「ETRE TOKYO」のクリエイティブディレクター。YouTubeの人気企画の1つに、デザイン性のある洋服や、洗濯に悩む素材などを簡単に自宅で洗う方法を紹介。
整理収納アドバイザー
Akaneさん(@a.organize)
インスタグラムやブログを中心に収納のちょっとしたポイントや便利グッズなどを紹介。ミニマルな空間をつくり出すのが得意で、インテリアコーディネーターとしても活躍中。
インフルエンサー
machimohoneyさん(@machimohoney)
体や肌にやさしいオーガニックのアイテムを紹介しているインスタグラムの投稿が人気。iHerbでしか手に入らないものなど、こだわり抜いた商品のレビューは必見。
From GISELe HAIR MAKE-UP & STYLIST
ヘアメイク 岡田知子さん
スタイリスト 渡邉恵子さん
スタイリスト 樋口かほりさん
スタイリスト 出口奈津子さん